イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ

スガイ，マッシミリアーノ【著】〈Ｓｇａｉ，Ｍａｓｓｉｍｉｌｉａｎｏ〉

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/03発売）

• サイズ 46判／ページ数 208p／高さ 19cm
• 商品コード 9784046813008
• NDC分類 383.8
• Cコード C0095

出版社内容情報

noteで驚異の95万PVを記録した「サイゼリヤの完全攻略マニュアル」が話題の日伊通訳者による、初著書！
日本の伝統料理からB級グルメ、チェーン店、コンビニスイーツ、冷凍食品まで。
イタリア・ピエモンテから彗星のごとくやってきた食いしん坊マッシが日本で出会った絶品グルメとその感動体験をまとめた、日本の食文化への情熱とアモーレ満載のエッセイ！
イタリア人フーディーの舌を唸らせ、胸を打ったのは、日本の意外なあの食べ物だった！？
日本人もぶっとんじゃう、斬新な視点や考察、日伊の異文化トリビアも満載。
読めば、私たちがいつも当たり前のように食べているあの料理が、何倍もおいしく感動的に感じられるはず！
ニッポングルメ再発見の旅へ、いざ参らん！

オール書き下ろし30篇
挿絵：東麻マユカ

＜目次＞
初来日、豆との出会い
しゃぶしゃぶは遊園地のように
日本で出会った本場のマリトッツォ
おでん屋で驚いたメニュー
「コメダ」を大好きな理由と僕流の食べ方
駅弁に恋してしまう理由
「あいすまんじゅう」と日本のアイス
白米に出会って変わったこと
石川の魚料理に感動
「サイゼリヤ」の最強においしい食べ方
「ココイチ」のカレーの至福
日本のパスタは唯一無二
驚愕した和食のルール
メロンパンに喜ぶイタリア人
五郎島金時への愛
日本のコーヒー文化
お代わり自由に泣いた理由
コンビニのスイーツ
イタリア人から見たら和菓子は野菜？
ピッツァに感動
わさびに驚いた話
おいしくてかわいい冷凍食品
不思議な場所の回転寿司
イタリアと日本の郷土料理の共通点
日本人の食の「魔改造」は世界一
「ミスド」とのラブストーリー
甘い街、神戸
日本在住イタリア人のフュージョン和食
里帰り時に恋しくなる和食
神聖でカジュアルな抹茶

内容説明

食いしん坊イタリア人が大絶賛する日本の意外な絶品グルメとは？情熱とアモーレ満載の食エッセイ！

目次

初来日、豆との出会い
しゃぶしゃぶは遊園地のように
日本で出会った本場のマリトッツォ
おでん屋で驚いたメニュー
「コメダ」を大好きな理由と僕流の食べ方
駅弁に恋してしまう理由
「あいすまんじゅう」と日本のアイス
白米に出会って変わったこと
石川の魚料理に感動
「サイゼリヤ」の最強においしい食べ方〔ほか〕

著者等紹介

スガイ，マッシミリアーノ［スガイ，マッシミリアーノ］ ［Ｓｇａｉ，Ｍａｓｓｉｍｉｌｉａｎｏ］
１９８３年、イタリア・ピエモンテ州生まれ。日本食が大好きな日伊通訳者＆起業家。トリノ大学大学院文学部日本語学科修士課程修了。２００７年に日本へ渡り、日本在住１５年。現在は石川県金沢市に暮らす（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[Ｋｅｉ]

Twitterで、サイゼリア攻略が話題の在日イタリア人による、日本食絶賛本。わさび、抹茶などに留まらず、具体的に、はま寿司、コメダ、ローソンと、わかりやすく絶賛。こんなに日本を愛してくれて、ありがとう！とは思います。我々にとっては、当たり前の食事の風習にも気付かされます。小豆、イタリア人にとって、野菜の豆が甘くなる、には、文化のシャッターが閉まっちゃう、の表現もおもしろいです。だから、マッシさん、せっかくの金沢在住。もう少し郷土に根差した深い食材も、ぜひ切り込んでくださいませ。絶賛じゃなくともよいですよ。

2023/01/19

[ホークス]

2022年刊。著者は金沢に住むイタリア人。日本に来て感動した食べ物について、難しい考察は抑えて喜びや発見をそのまま書いている。そこが良い。対象もコンビニスイーツや回転寿司など身近なもの。大好きな駅弁を「単なる食事ではなく、人生の大切な経験」と表現する。食に限らないけど、素直に受け止めてみると新たな価値に気づく事もある。イタリアは地域ごとに食文化が違い、そこが日本との共通点だし豊かさを生んでいると言う。私もできるだけ素直な気持ちで感じるようにしよう。

2024/01/03

[星野流人]

日本在住15年のイタリア人マッシが、ひたすら日本のグルメを絶賛する本。控えめな和食を海外の人らしいオーバーな言い回しで褒めまくっているのが、読んでいてくせになりました。もともとサイゼリヤの完全攻略マニュアルから興味を持った方なのですが、和食を愛する食いしん坊なイタリア人というキャラクターが好ましく、そのまま１冊の本になりましたという感じです。やはり美味しくごはんを食べる人はいいですね。日本人にとっても日本食の新たな視点の発見にもなるので、いい読書体験でした。

2022/04/24

[ひまわり]

読んでいるとこの人はそして自分も食べることが好きなんだなと思えてくる。空腹を満たすだけでなく食べることを楽しみたいのだ。食の宝庫イタリアからきて、日本の食文化それも伝統的なものから和洋折衷なんでも取り込んでいく精神を喜んで面白がってくれる著者には、かえって言語化してくれてありがとうという気持ちになる。たしかにおでんの中には宇宙があるし、抹茶は神聖なものといえばそうかもしれない。コンビニは便利なものだけじゃないのは同意。スイーツ合戦をみていると開発部門の方々には頭が下がる。たしかに日本には神グルメが多いかも

2024/10/15

[aisu]

テレビでイタリア語テキスト紹介本(かなり前)。イタリア人著者はアニメ等から日本好きになり、大学の日本語学科を卒業して来日、現在は金沢在住で通訳等されている。日本在住歴約15年。日本食に積極的にチャレンジ、美味しさのポイントや、どこが凄いかどこに感動したかというエッセイ。タイトルからして「ぶっとんだ」とか人生が変わったとか、背中に天使の羽が生えてきたようだとか、とにかくテンション高めで読んでて楽しかった。日本語ネイティブじゃない人がここまで日本語で本を書くのってすごい。イタリアとの比較も興味深かった

2023/07/09