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出版社内容情報
「――お待たせしました、セリアさん」
帝都へ帰還し、リーセリアと再会を果たしたレオニス。〈第〇八戦術都市〉を襲う〈ヴォイド〉の群れを鏖殺し、封印を解かれた第三の眷属と戦いを繰り広げるレオニスだが、その姿はある人物の知るところとなってしまう。帝弟アレクシオス――〈ヴォイド〉に対抗するため、魔王の力を利用しようと目論む彼は、無謀にもレオニスとの接触を試みる。一方、レギーナの姉、シャトレスの在籍する〈エリュシオン学院〉では、〈影の王国〉の女王が暗躍をはじめていた――!
内容説明
「―お待たせしました、セリアさん」帝都へ帰還し、リーセリアと再会を果たしたレオニス。“第〇八戦術都市”を襲う“ヴォイド”の群れを鏖殺し、封印を解かれた第三の眷属と戦いを繰り広げるレオニスだが、その姿はある人物の知るところとなってしまう。帝弟アレクシオス―“ヴォイド”に対抗するため、魔王の力を利用しようと目論む彼は、無謀にもレオニスとの接触を試みる。一方、レギーナの姉、シャトレスの在籍する“エリュシオン学院”では、“影の王国”の女王が暗躍をはじめていた―!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
帝都へ帰還してリーセリアと再会したレオニス。ヴォイドに対抗するため、魔王の力を利用しようと目論む帝弟アレクシオスは、無謀にもレオニスとの接触を試みる第九弾。レオニスに接触を図ったアレクシオスが語る知られざる過去の歴史。一方、レギーナの姉シャトレスの在籍するエリュシオン学院で暗躍を始める影の王国の女王。様々な思惑が絡み合う中で女装させられるレオニスだったり、そんな彼を可愛がるリーセリアやレギーナだったり、一部ヒロインたちのマイペースっぷりが微笑ましくて、今後に向けた布石がどう効いてくるのか続刊が楽しみです。2022/02/24
げんごろう
13
前巻ラストから期待していたレオくん無双をしっかり堪能出来て大満足。 新たに接近してくる者が現れたり、レギーナとシャトレスの邂逅等々、見所満載でした。 リーセリア&シャーリの師弟コンビは今後も見たいですし、ラクシャーサの掘り下げにも期待。 次巻も楽しみです。2022/03/21
零崎夢織
8
レオニス達の時代からなぜここまで高度な魔導技術を持つに至ったかがわかる巻。 2022/03/27
真白優樹
8
帰還したレオニスが戦況を覆し終わらせる中、帝弟アレクシオスが交渉を求めてくる今巻。―――秘された歴史、その中の予見。 アレクシオスによりレオニスが知らぬ歴史の一端が明かされる中、影の女王が襲い来る今巻。今までよりも大きく、直接的に秘密が明かされる事で何かが進んだ感じがする、物語としても一歩前進する巻である。果たしてヴォイドの世界とは何なのか。蘇った者達は何を目論んでいるのか。そして、明かされた歴史、辿れぬ空白の中にあるのはどんな真実か。まだまだ明かされぬ謎は、何を教えるのか。 次巻も勿論楽しみである。2022/03/02
MERLI
5
この巻で一番気になったのはレギーナと姉のシャトレスとの邂逅ですね、レギーナの出自はこれまで何度か描写されてきただけに、実の姉との再会は待ち望んでた展開だったんですよね。終盤にかけて結構早いペースで物語が進んでました、最後の場面では姉妹が共闘する描写もあったので次巻に持ち越しかな?2022/03/16