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出版社内容情報
人間の少女・スイとナマケモノのネリが営む民宿では、
宇宙行きの予定が延期になったシダが長期滞在中。
ひとつ屋根の下で一緒に過ごす時間が増えるにつれて、
3人の間にはお店とお客さんの関係を超えた絆が芽生えていく。
そんな中、シダが体調を悪くしたおばあさんの面倒を見るため、
一時的に地元の都会に帰ることになり――。
過疎化した地球で暮らす元気印の少女と
しゃべれるナマケモノが贈る、ハートフル絆ストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
YS-56
3
この黄昏は優しくて美しい。宇宙もそうでありますように。2022/02/01
カナギ
1
あ〜、スイとネリの暮らしをもっと読みたかったなぁ。1巻はまだそんなに終末色は強くなくて永遠の昼下がり的なのんびり感があったけど、今回のテツナギ島の外の世界で本当にこの星は衰退していく一方なんだと知り…切なさと僅かの希望にじ〜んとなった。ほんとスイとネリの明るさに救われる。いつか、この黄昏の星には宇宙に旅立てない一握りの人間と言葉を話す動物たちが暮らし、そのままゆっくりと闇に沈んでいくんだろうか…テツナギ島が地球最後の楽園みたいな。背景にそういう滅びの気配を感じさせながら基本はほっこりなので癒される〜2022/02/07
辺野錠
1
今回も心がじんわりと温かくなるような雰囲気が良かった。忘れ物を届けに島の外へ出るのも新しい展開になっていた。スイとネリの出会いが掘り下げられるのも良かった所。そこの話ももっとやっていけそうだったし2巻で終わりなのがとても悔しい。2022/02/03