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出版社内容情報
聖悠紀が描く不朽のSFコミック「超人ロック」シリーズ最新巻!
コミックフラッパーでの連載「ロックインザボックス」と「憧憬」を収録。
「ロックインザボックス」
銀河を支配するものとも
破壊し尽くすものとも言われている
「伝説の函」の探索を依頼された
ハルキとミューズだが!?
「憧憬」
不死身の超能力者・ロックに
無謀な戦いを挑む海賊・ゾーン。
ロックと戦い死ぬことで
生きた証を残そうとするが!?
1 ~ 1件/全1件
- 評価
乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
30
終わらないことを目的とする作品がある。『超人ロック』がそうだ。晩年、病と戦いつつ、幾度もの休載を挟み、最後にはペンすら持てなくなってなお原稿に向かいながら聖悠紀は、ひょっとしたらこれが最後のエピソードになるかもしれないと思っていたかもしれない。しかし、結果として聖が描く最後の『超人ロック』となった「憧憬」が、ロックの有終の美を飾るストーリーにならなかったのは、やはりこの作品が終わらないことを目的としていると聖が自覚していたからだろう。(つづく)2023/11/22
混沌工房
16
昨年の作者逝去のため、おそらく最後のコミックス。中学生の頃に出会い、途中で何度か離脱したものの、発刊されたコミックスの大半はいまだに手元にある。わたしの人生にかなりの影響を与えた漫画。永遠に生き続け、さびしさよりもさびしく、哀しみよりも哀しい超能力者。「僕は死なない 死ねないんだ」の言葉が重い。2023/12/11
Mc6ρ助
13
超人ロック、聖悠紀さんの大々々ファンを自認していたつもりの爺様はこの最後の「超人ロック」が出て何ヶ月も気がついてなかったなんてちょっといたたまれない。最後のロックがそれまでと同じクオリティが保たれていたかと言われればYESという答えはないと思うものの聖悠紀さんが作り上げてきたロックのロックたる所以のものは確かにそこにあったと思う。本当にひとつの時代が終わったのだ。合掌。2024/06/06
水面頼光
9
作品としては最終作。でも超人ロックは不滅だと思う。きっと天国で超人ロックを描き続けているような気がする。合掌。2023/11/23
コリエル
8
原作者聖悠紀の手が入っているという意味では最終作となる超人ロック。永遠の存在ロックの好敵手となることで、永遠の存在になろうとする男の話。なかなかユニークな動機だ。永遠なる超人ロックよひとまずさらば。また、誰かの手で復活することもあるだろう。なにせ彼は終わりのない存在なのだから。2023/11/22
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- 花魁くノ一 角川文庫