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出版社内容情報
さあ、倍返しの時間だ!絶対に負けられない学園頭脳ゲームラブコメ第7弾!
佐伯薫率いるヘキサグラムの包囲網を突破して、夏のイベント戦決勝の舞台に立つ緋呂斗。強者たちが集う場で繰り広げられる驚異の逆襲劇とは――!
内容説明
夏の大規模決闘SFIAの真っ只中で“正義の味方”ヘキサグラムに7ツ星の不正疑惑を告発された俺・篠原緋呂斗。それでも奴らのボス佐伯薫のクズすぎる策略を看破し、なんとか決勝に辿り着いた。後輩の水上摩理以外の生き残りは、彩園寺や霧谷ら他校屈指の強豪とヘキサグラムの連中ばかり。イカサマを封じられた俺にとって容赦のない戦いが待っている。けどな、いい加減俺も我慢の限界なんだ。佐伯たちに泣かされた奴らの分まで、何倍もお返ししてやる。さあ、ここからは逆襲の時間―押しつけがましい奴らの正義の化けの皮を、完膚なきまでに引き剥がしてやろうぜ。
著者等紹介
久追遥希[クオウハルキ]
「クロス・コネクト」で第13回MF文庫Jライトノベル新人賞“佳作”を受賞、同作にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんごろう
18
SFIA編もいよいよ決着。 こんなの勝てるの?という位チート級なヘキサグラムとのバトルは、まるでRPGの裏ボスと戦っているような感覚。 あのキャラとの共闘も熱く、今巻も大満足です。 次巻は修学旅行編ですかね。 甘〜い展開に期待です。2021/04/22
おにおん
18
SFIA最終決戦が描かれた今巻。前巻に引き続き、頭脳戦要素てんこ盛りで大満足の内容でした!イカサマをいつも通りには使えなかった分、緋呂斗自身の実力による活躍が光っていた印象があります。SFIAではいつも通りにはイカサマが使えないという制約がありましたが、次巻も制約付きの決闘イベントになりそうでワクワクが止まりません!2021/03/28
かっぱ
13
"正義の味方"ヘキサグラムとの衝突を描いたシリーズ7弾。2巻にわたって描かれた夏の大規模イベント『SFIA』もついに決着。質の高い頭脳戦と最大限に生かしたキャラクター、忘れてはいけないどんでん返し。アニメ化も決まって今後に弾みをつける良い一冊だった。やっぱりシリーズを重ねれば重ねるほど予想していなかった他キャラとの共闘がとても熱くなってくるなあ2021/04/26
椎名
10
SFIA最終決戦巻。もう少し水上の活躍が見たかったところではあるが、制約がある中での勝利としては上手くやったか。学園ものの定番イベントでもある修学旅行編も楽しみ。2021/04/01
リク@ぼっち党員
8
正義に鉄槌を。正義なんて物事をある側面から見た結果でしかないわけで。自らの価値観で正義を語る者に碌な奴はいない。今回はわりかし緋呂斗にとって都合よく動いた感じもあったけど、それもこれまで紡いできた人脈のおかげか。かつてのライバルと手を組む展開はやはり熱い。あと更紗が嬉しそうで何より。あと他の6ツ星と比べるとヘキサグラム自体小者の集まりって感じだったし…。次回は修学旅行、ちょっと思ってた英明の欠点をどう補うのか期待。あと雫の暴走にも期待。2021/03/28