内容説明
国境なきネットワークが新たな戦場となる。国家、企業から個人まで、“情報防衛”最前線!
目次
第1部 変容するサイバーセキュリティ(仮想戦争の終わり;サイバー攻撃と防御の基礎;制御システムのセキュリティ―重要インフラの制御システムを狙うサイバー攻撃にいかに対処するか;サイバー攻撃の主体とサイバー防衛のための人材育成のあり方;サイバー犯罪とは何か―その実態と対応;サイバーセキュリティと通信の秘密)
第2部 サイバーセキュリティの国際安全保障(歴史的観点から見た戦前の日米情報戦;サイバー戦争と国際法;サイバー戦争とその抑止;サイバーセキュリティの国際連携と信頼醸成措置)
著者等紹介
土屋大洋[ツチヤモトヒロ]
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。1970年生まれ。慶應義塾大学法学部卒業後、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科で博士号取得。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター主任研究員などを経て、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授(兼総合政策学部教授)。情報セキュリティ政策会議有識者構成員など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
16
#感想歌 ベネトレーション試験などの内容は詳細には書けないのは残念 2017/09/23
チェコ
4
流し読み。内容はあまり頭に入ってない。2017/05/22
HALI_HALI
2
情報化が進んだ現代ではサイバー攻撃被害は自然災害と同じく、最早避ける事は出来ない。スノーデン氏の暴露事件が象徴するように攻撃者は異国のみならず自国ですらあり得る。そしてサイバー攻撃は日々進化を続けており防衛側は非常に苦しい戦いを続けざるを得ない。セキュリティに重要なのは各防衛者が自己の技術や新たなサイバー攻撃の特徴、防衛失敗例など全体に開示する必要がある。本書は国家間の話など規模が大きい部分もあったが、ネットを常時使用する個人としても理解すべき内容かと思う。2017/04/01
Hiroki Nishizumi
2
興味深い内容であったが、章毎の連続性に欠ける印象を受けた。各著者というより編集の問題ではないかな。2016/03/02
takachan
1
良い内容だとは思うが、今となってはちょっと古いね。kindleにて2019/06/18