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出版社内容情報
読者を魅了する物語はどのようにして作られるのか? ホラー、ミステリ、SFで文芸賞を受賞し、『黒い家』『青の炎』『悪の教典』と年代を超えてミリオンセラーを出し続けるエンタメ・キングが手の内を明かす!
内容説明
ホラー、ミステリ、SFのジャンルで文芸賞を受賞し、『黒い家』『青の炎』『悪の教典』と年代を超えてミリオンセラーを出し続ける著者は、どのようにしてアイデアを収集し、物語を紡いでいるのか。読者の心を鷲づかみにするストーリー展開の秘訣とは?影響を受けた作品、創作の裏に秘せられていた真の企みなどを一挙公開!!
目次
第1章 アイデア
第2章 プロット
第3章 キャラクター
第4章 文章作法
第5章 推敲
第6章 技巧
著者等紹介
貴志祐介[キシユウスケ]
1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格ISOLA』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。2005年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
284
ホラーやミステリーなどで数々のベストセラーを輩出してきた著者が、ずばり「おもしろい小説を書く方法」を伝授した一冊。最後のページに「語りおろし」と書いてあるので、おそらく口述筆記でライターが書いたものだと思われる。小説を書くときに気をつけるべきことがけっこう具体的に記されていて興味深い。自分が執筆した小説に照らし合わせて例示してくれるのも分かりやすくてありがたいところ。文章量も多くないので、時間をかけずにサラリと読める。2018/01/22
takaC
101
そんな効果を期待して読んだわけではなかったが、いままで読んできた貴志小説でいろいろ気になった疑問がずいぶん解消された。飛鳥寺鳳也の由来はこの前別の本で読んだからサラッと読み流しちゃったけどね。2016/09/22
absinthe
97
ハウツー本というよりエッセイに近い。実践的ではないけれど、先生が小説を書くとき何を考えるのか、どういう風に考えるのか、あの小説はどういう風に苦労した、などの話はそれぞれ面白い。文学というのは、音楽、美術、に比べるて上達の方法論が個人任せの比重が多そうだ。先生によって真逆のことが言われることがある。2017/04/23
starbro
92
貴志祐介の著作はかなり読んでいるので、興味深く頁を捲りました。この本を読んで私も含め素人が面白いエンタテインメントが書けるとは思いませんが、著者の作品にかける思いが伝わってきました。読メの感想を書くのには、少し役立つかも知れません。次回は「黒い家」「悪の経典」に匹敵する新作の最高に面白いホラー長編を期待しています。2015/09/27
コットン
77
アイデア、プロット、キャラクター、文章作法、推敲、技巧の各章に分かれる文章(小説)の書く際のアドバイスが書かれていて、例(自作多め)を用いて書かれていてスラスラ読める。著者の作品が好きな人はもっと楽しめると思う。メモの重要性を再認識。2022/12/28
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