アルカナシカ―人はなぜ見えないものを見るのか

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046532459
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

それでも人は、UFOを求める。多くの人が語る、不可思議な「体験」―。やがてそれらは、奇妙な符合を見せはじめた。日常と超常をさまよう渾身のノンフィクション。

目次

偉大なる愚か者たち
信ずることと知ること
カントの亡霊と出会う
ファンタジーと変性意識
視霊者の夢
黄金のトイレは現実か非現実か?
視霊者スウェーデンボルグ
認知の限界
狂っているのは誰か
体験と認識〔ほか〕

著者等紹介

田口ランディ[タグチランディ]
1959年東京生まれ。2000年、長編小説『コンセント』でデビュー。2001年『できればムカつかずに生きたい』(現在ともに新潮文庫)で第1回婦人公論文芸賞を受賞。近年は、福祉や医療、原発、水俣問題をはじめとする現代社会が抱える問題や、宗教、精神、生、死などをテーマに、小説、ノンフィクションを精力的に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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バーベナ

9
サイゾーオーナーの苫米地さん、奇跡のりんごの木村さん、霊能者の木村さん、占星術の鏡さん、超能力のユリゲラーにスプーン曲げの清田君。この本には興味深い人が次々と登場してくる。UFOとは?霊とは?「わからないことは、分からない」とはっきり言いながらも、彼らから深い話をどんどん引き出す著者。未知のものを無条件で受け入れるのではなく、自分なりに咀嚼するからこそ沸いてくる楽しさ、愉快さが伝わってきて、かなり面白いっ。2012/01/14

tempest

5
マアジナルな領域を探求し続けるランディさんの旅の軌跡。初期からの読者として、懐かしいと思いながら読んでいたらあっという間に置き去りにされてしまった。これからもっと深く広い視点で新たな世界を見せてくれるんだろうなという予感がしました。私も頑張ってついていきたい。2011/09/05

ダグラスまま

4
マアジナルと一緒に購入。なぜ見えないものを人は見るのか?っていう興味深いテーマ。見えないものっていうのは幽霊UFO加持祈祷の宗教などで、インタビューが中心だからなかなか面白い。特殊な意識下でそれらを経験しやすいこと、経験する人は周りの人を巻き込んだりもできちゃうこと、あとユリゲラーさんがびっくりするぐらい立派?でびっくりした。話がいろいろ飛びすぎてどこに着地するのかなぁと思ったけど案の定…って感じ。うーんやっぱり他人の体験を自分のものにはできないからなぁ~冥王星関係なくね?!ちょっと消化不良。2012/08/02

mari

4
5年前ほど前まではこの目次の全てに興味があった。けれど今は全くなくなった。不思議なもの見えないモノを自分の外に置くのは危険な感じがする。変に憑依とかされるのではないかな。。。不思議な事、見えないモノ、全ての答えは自分の中にあるんだなと思う今日この頃。 2012/04/08

あけの

3
知識として知っていることと本当の意味での知っていることとの違いについて考えさせられた 言葉として知ってても本当に知ってることになるのは難しい ああ、自分は多くのことにとことん無知なんだろうなと 書は大切だけど 書を知ったうえで 書を捨てること 学びておもわざれば…だ 2020/03/22

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