出版社内容情報
〈間取図に手書きの出窓夏の山〉2009年から2014年の作品389句を収める第3句集。運命のいたずらでこの世に生を享けたという著者が、多様な句材とともに命の輝きを丹念に詠む。角川俳句賞受賞後、初の句集。
広渡 敬雄［ヒロワタリ タカオ］
昭和26年4月生まれ。平成2年、「沖」に入会、能村登四郎に師事。9年、「沖」同人。11年、第一句集『遠賀川』上梓。19年、「青垣」創刊入会。21年、第2句集『ライカ』上梓。俳人協会会員。「間取図」で第58回角川俳句賞受賞。
感想・レビュー
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あや
4
間取り図とは、家の間取り図をどうするかという趣旨の句から。愛犬の死を詠んだ句は他人事とは思えずたった17文字に悲しみが溢れ出ている。2020/10/08
あや
4
自然詠もご家族を詠んだ句も素敵。 裏返りつつ沢蟹の遡る2019/10/09
あや
3
再読。自然詠、とくに山と星を詠んだ句が好きです。2020/02/16
