内容説明
「浄土三部経」は『無量寿経』『観無量寿経』『阿弥陀経』の三経の総称。本書では、まず大乗仏教の流れを概観。基本的知識を学んだうえで三経を読み進め、そのなかで法然、親鸞等がそれらをいかに解釈し独自の思想を確立していったかをたどる。
目次
第1章 『浄土三部経』概観
第2章 『無量寿経』上巻
第3章 『無量寿経』下巻
第4章 『観無量寿経』
第5章 『阿弥陀経』
第6章 浄土思想の歴史概観
著者等紹介
高橋審也[タカハシシンヤ]
1943年生まれ。東京教育大学文学部卒、東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程満期修了、中央大学文学部講師、群馬大学教育学部講師、武蔵野女子大学短期大学部講師を経て、武蔵野大学看護学部教授。東京仏教学院講師。専門はインド仏教、日本中世仏教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じゃくお
3
『浄土三部経』の解説書ではなく、これを読むことに特化した本です。ですので解説文は少なく、代わりに語釈が充実しています。現代語訳だけでなく漢訳文も載せているのが有り難い。仏教を学ぶ上で原典に触れることは重要ですが、初学者が本書から学ぶのは難しいでしょう。仏典には現代的観点から考えると差別的な表現や、誤解を生む表現があります。それを充分な解説が無いままに読んでしまうと、仏教その物への誤解に繋がります。どちらかといえば、初学者は概説書から読んだ方が良いかもしれません。2022/12/21
サチ
0
図書館で借り読み。妹対策で。2021/05/16
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