内容説明
日本の学校教育の歴史の中にあって共通教育とは、特別教育とはいったいいかなるものだったのか。華族学校・藩校での事例をも含めた教育制度の変遷を詳しく解説。米国の“特別教育”への対応などにも言及した、「特別な課程による共通教育」についてがわかりやすく学べる一冊。
目次
学校教育法上の特殊教育
障害児学校の教員養成上の課題
最初の知的障害児施設と学校
最初の肢体不自由児学校と療育施設
障害児教育の先達・小西信八の教育観
「盲唖教育令」の制定経緯
学制の尋常小学と変則小学
華族学校学習院の正科と撰科
出石藩弘道館と複線型学校制度
彦根藩稽古館の経書読と記録読
水戸藩弘道館の講習寮と軍書寮
高島藩長善館の片寄稽古と適性教育
特殊教育に代えて特別教育を使用する理由
特別教育としてのspecial education
「特殊教育」の最初の用語例とその意味
著者等紹介
小川克正[オガワカツマサ]
富山県生まれ。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位修得。教育学修士。東京教育大学教育学部附属桐丘養護学校教諭、岐阜大学教育学部講師、助教授、教授を歴任し、岐阜大学名誉教授。現在は中部学院大学人間福祉学部教授
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