内容説明
生きている森のなかで木はどのように生長し、その一員として自らの存在をどう位置づけていくのか?ふだん何気なく見ている森の深奥に足を踏み入れて、さまざまな植物たちがせめぎ合い、すみ分けていくプロセスをエコロジカルな視点から探る。また、身近な植物の代表である花を使ったランドスケープデザインについて、その歴史はもとより、使われる花卉の分類、計画・施工・管理など実際の現場で必要とされる知識に至るまでを、分かりやすくコンパクトに解説する。
目次
第1章 植物を活かすために(植物を知る、木を知る;森を知る;樹木のいろいろ)
第2章 花のデザイン(花と園芸の歴史;ランドスケープと花のかかわり;花の種類と特性 ほか)
第3章 森林と風致(森林と風致;森林美学の構成分野;森林風致施業の手順 ほか)