出版社内容情報
美月は、次の総理大臣候補・平松直子のひとり娘。
総理大臣が決まる「運命の日」を数日後にひかえて、
直子をじゃまに思う悪者たちが、
美月の身を、ねらっているらしい――。
「私が総理になるまで、おとなしく守られていて」
と言われ、護衛がついてまわるけど……。
「おとなしく守られるなんてイヤよ!」
とかわしてしまう。
そんな美月のそばに現れた、なぞめいた少年・快星(かいせい)。
彼はプロのボディガード「PS(パーフェクト・セキュリティ)」で!?
「絶体絶命ゲーム」シリーズの藤ダリオさんの最新作は、
最強少女×無敵少年のバディが走りまわるアクション・ノベル!
――この小説、速すぎる!?
内容説明
美月は、次の総理大臣候補・平松直子のひとり娘。選挙を数日後にひかえて直子のじゃまをしたい悪者たちが美月の身をねらっているらしい!?「私が総理になるまで、おとなしく守られていて」と言われた美月だけど―。「わたしにも今『絶対やるべきこと』があるの!」と護衛の警察官にさえ止められなくて!?そんな美月のそばに現れた、なぞめいた少年・快星。彼の正体は「PS」とよばれるプロのボディガード!?小学中級から。
著者等紹介
藤ダリオ[フジダリオ]
札幌出身。映画やテレビアニメのシナリオライターを経て『出口なし』(角川ホラー文庫)で作家デビュー
yui[ユイ]
旅行とゲームと犬が好きなイラストレーター。出版の仕事は今作がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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なにがし
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ボーイミーツガールかつバディものが好きな人間にはたまらない。スパイというのも面白い。時期総理大臣候補の母を持つ美月は命を狙われ、それを守るために同級生の護衛が現れるのだけど、シリアスなシーンのはずなのに生き生きと爽快に乗り越える美月たちの様子に前向きな気持ちになれる。アクションありじんわりする瞬間ありで、彼らの一緒に東京の街を駆け回っているような気分になれる。ところどころにある挿し絵イラストも可愛いため、目の保養。親世代のかっこいいこと。今後もふたりの活躍を見てみたい。児童書っていいなと改めて思えた作品。2025/07/27