角川つばさ文庫 恐怖コレクター〈巻ノ２１〉怪しい協力者

佐東 みどり【作】/鶴田 法男【作】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2023/07発売）

• サイズ B40判／ページ数 208p／高さ 18cm
• 商品コード 9784046322265
• NDC分類 K913
• Cコード C8293

出版社内容情報

青い傘の男にスマホを突かれ、消えたはずのMOMOが、
なぜかジミーの前にあらわれた！
フシギに関する「ある話」をしに来たという。
しかもMOMOは、頼み事を聞いてくれれば、
フシギとジミーに協力する、というが――!?

そのころ、町では「アカイクツの怪人」が噂になっていた。
人々を襲っては赤い靴を履かせ、
その人の足を動かして踊らせるらしい。

さらに、黒いフードに青い傘の少女が、
フシギたちの前にあらわれて……!?
フシギとジミーは、都市伝説を「回収」できるのか!?

【21巻収録の都市伝説】
アカイクツの怪人／M先生／ガイコツ少年／オワリ電車／マンホールの少女／ポルターガイスト

内容説明

青い傘の男にスマホを突かれ、消えたはずのＭＯＭＯが、ジミーの前に現れた！フシギに関する「ある話」をしに来たという。話を聞いたジミーは、フシギを何としても守ると決意する。そのころ、町では「アカイクツの怪人」が噂になっていた。怪人は、人々を襲っては赤い靴を履かせ、その人の足を動かして踊らせるらしい。ジミーは、フシギを助けたい一心で怪人に立ち向かうが…？都市伝説を回収するたびに強まる、ヒミツと青い傘の気配。フシギとジミーに危機が迫る―！？小学中級から。

著者等紹介

佐東みどり［サトウミドリ］
電波少年的放送局企画部「放送作家トキワ荘」出身の脚本家、小説家。アニメ『サザエさん』やドラマ『念力家族』の脚本を担当。ベストセラーとなった角川つばさ文庫「恐怖コレクター」シリーズの著者でもある

鶴田法男［ツルタノリオ］
映画監督・作家。Ｊホラーの原点、ビデオ映画『ほんとにあった怖い話』で監督デビューし、同名テレビドラマが夏の風物詩となる人気番組に

よん［ヨン］
新潟県生まれのイラストレーター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[そねこ]

赤い靴とマンホールとポルターガイストは有名。ただ、マンホールに関しては、虐められている子がマンホールの上で数字を言いながら飛び跳ねていて、いじめっ子がそれを見て声をかけるも無視される、イラついて自分もやりたくなり、その子を突き飛ばして自分も飛ぶと、そのいじめられっ子が渾身の力でマンホールの蓋を開け、ジャンプしていた子は着地出来ずに穴に落ちていき蓋を閉められる、そして数が増える…という話だったような。要所要所知ってる話と違うことがあるなぁ。そして、大筋の話はあまり進まず…。

2024/07/07

[Theodore]

シリーズ21作目。基本はモブによる恐怖体験なので主人公達の話がなかなか進まない。全6話。1話：赤い靴を履かされて死ぬまで踊らされるという話。2話：学校の先生がいつの間にか怪異と入れ替わってしまうと言う話　3話：珍しく主人公サイドの話。骸骨と戦う　4話：1度乗ったら2度と降りられない列車の話。蒸気機関車は電車なのか?と突っ込んではいけない　5話：マンホールの下の世界に閉じ込めてしまう怪異の話　6話：団地で発生するポルターガイスト現象の話。個人的には1話が好み。

2024/04/19