出版社内容情報
私、あおい。小学六年生。
京都にある、おとうふ屋の一人娘だよ。
クールな見習いの男の子・真緒くんといっしょに、幻のレシピ復活を目指してがんばることに!?
わが家じまんのおとうふを「いらん」って言った高級料亭・望月楼を見返してやるねん!
くいしんぼうな神さまの使いのキツネ・ククリのフシギな力をかりて大変身!
レシピ復活のためのヒントを探すけど、うまくいかなくて――?
大好きな星ヶ瀬商店街のなかまたちとお店の大ピンチ!
みんなで、ぜったい乗り越えてみせる!
\おもしろさ、まちがいなし!/
【第9回角川つばさ文庫小説賞《大賞》受賞作!】
内容説明
わたし、あおい。京都のとうふ屋の一人娘。見習いの真緒くんといっしょに、幻のレシピ復活を目指してがんばることに!?わが家じまんのとうふを「いらん」って言った高級料亭を見返してやるねん!神様の使いのキツネ・ククリのフシギな力で大変身!ヒントを探すけど、うまくいかなくて―?大好きな商店街とお店の大ピンチ!みんなで、ぜったい乗り越えてみせる!第9回角川つばさ文庫小説賞“大賞”受賞作!小学中級から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cooky
13
読んじった。🦊2022/01/30
秋田健次郎
11
角川つばさ文庫小説賞に興味があって手に取った一冊。実は「金賞」は毎年出るけど「大賞」は割とレアなんですよね。本作は数年ぶりの大賞作品ということで読んでみたけど、さすがのクオリティ。児童書だからといって幼稚さは全然ない、作品としての真摯さを感じた。主要キャラ以外も全員魅力的だったり、単なる恋愛ではなくちゃんと人間関係を描いているのが大賞の所以なのかな。終盤はなにげに感動しちゃった。児童書もいろいろ種類あるけど、シンプルゆえに物語が極められていて、大賞作品はそのあたりのストイックさをすごく感じた。2024/02/13
雨巫女。@新潮部
11
《私-図書館》花雪とうふ美味しそう。 食べたいなあ!小料理屋「しらゆき」行きたいなあ。この商店街行きたいし。京都にも、行きたいなあ。2021/11/17
こまさん
1
娘一人読み。京都のとうふ屋の一人娘、あおいのお話。面白かったようです( ◠‿◠ )シリーズ読み進めます。2023/04/04
Theodore
1
うーん、今ひとつ…。せっかくの女子主人公なのに、女子もの作品としての魅力がない。主人公の周りにいるのはほぼオスガキ、ジジイ、おっさんばかりという、誰得なんだこれ?というメンバー構成。一応、友人枠として同じ商店街のスイーツ屋の娘3人衆も用意されているのだが、彼らはお茶を濁すだけのレベルでしか出てこない。マスコット枠もかわいげのないオスガキだし、同居人もオスガキ。事件に携わるきっかけとなるのもオス(略。これだったら主人公もオスガキにして完全オトコノコの世界でやった方が良かったんじゃないだろうか。2023/03/16