角川つばさ文庫<br> 角川つばさ文庫版 聖の青春―病気と戦いながら将棋日本一をめざした少年

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角川つばさ文庫
角川つばさ文庫版 聖の青春―病気と戦いながら将棋日本一をめざした少年

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  • サイズ B40判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784046316592
  • NDC分類 K796
  • Cコード C8295

出版社内容情報

病にも負けず、ひたむきに夢を追った少年の生涯!元気いっぱいのこどもだった聖が、難病のネフローゼだとわかったのは、5歳のとき。
小学校にも通えず、病院のベッドの上ですごすしかなかった。
なかよしの子が亡くなることさえ、めずらしくない生活。
けれど聖は「将棋」という夢を見つけた。
「命をかけても、ぼくは名人になる!」
12歳で中国地方ナンバー1となり、13歳でプロ棋士に弟子入りした聖だったが!?
病気と闘いながら夢をおいかけた少年の物語!


プロローグ  3

第一章 折れない翼  12
   病気になった聖  12
   不思議なゲーム  23
   腕だめし  47
   親族会議  60

第二章 心の風景  78
   師匠  78
   奇妙な生活  90
   奨励会  107
   前田アパート  120
   終盤伝説  136

第三章 彼の見ている海  144
   デビュー  144
   天才と怪童  153
   一夜の奇跡  165
   殴り合い  180
   初挑戦  194

第四章 夢の隣に  200
   自立のとき  200
   よみがえる悪夢  211
   強行退院  221
   ライバルと友情と  227

第五章 魂の棋譜  234
   帰郷  234
   手術  241
   鬼手  256
   宇宙以前へ  262

 エピローグ  275

大崎 善生[オオサキ ヨシオ]
1957年、札幌市生まれ。大学卒業後、日本将棋連盟に入り、「将棋世界」編集長などを務める。2000年、『聖の青春』で新潮学芸賞、翌年、『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。さらには、初めての小説作品となる『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞。

YUME[ユメ]
東京都在住のイラストレーター。角川つばさ文庫でイラストをてがけた作品に『目がみえない 耳もきこえない でもぼくは笑っている 障がい児3兄弟ものがたり』のほか、『ヒロシマの風 伝えたい、原爆のこと』『ナガサキの命 伝えたい、原爆のこと』『バケモノの子』などの挿絵も手がけている。

内容説明

元気いっぱいの子どもだった聖が、難病のネフローゼだとわかったのは、5歳のとき。小学校にも通えず、病院のベッドの上ですごすしかなかった。なかよしの子が亡くなることさえ、めずらしくない生活。けれど聖は「将棋」という夢を見つけた。「命をかけても、ぼくは名人になる!」11歳で中国地区ナンバー1となり、13歳でプロ棋士に弟子入りした聖だったが!?病気と戦いながら夢をおいかけた少年の実話!小学上級から。

目次

第1章 折れない翼(発病;不思議なゲーム ほか)
第2章 心の風景(師匠;奇妙な生活 ほか)
第3章 彼の見ている海(デビュー;天才と怪童 ほか)
第4章 夢の隣に(自立のとき;よみがえる悪夢 ほか)
第5章 魂の棋譜(帰郷;手術 ほか)

著者等紹介

大崎善生[オオサキヨシオ]
1957年、札幌市生まれ。大学卒業後、日本将棋連盟に入り、「将棋世界」編集長などを務める。2000年『聖の青春』で新潮学芸賞、翌年、『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。さらには、初めての小説作品となる『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞

YUME[YUME]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紫 綺

63
難病ネフローゼを患いながら夢をあきらめず、名人の称号を目指して29歳までの短い人生を生ききった棋士の実話物語。2018/04/05

なななお

30
将棋が少しでも出来ると、将棋の勝負の場面がもっと面白く読めただろうな…と思いつつも、ノンフィクションの読み物として十分楽しめた。いや、楽しんで読んではない。タイトルから彼が夭逝してしまったことは分かっている。結末は倒叙ミステリーの様に分かってしまっているのに、若き天才の快進撃を今か今かと待ち望みながら読み進む。でもその歩みは病の為、もどかしい程進まない。それが現実的で胸に刺さる。怪物羽生善治さえ認める天才、村山聖。むき出しの勝利への執念と、幼子の様な言動のアンバランスさに惹き込まれる。2023/02/05

マッサー

16
重病を患いながら、名人を目指し29歳まで生きた村山 聖というプロ棋士の実話。同世代の羽生善治に連勝するほど、無茶苦茶強かった。人間の欲丸出しな純粋な生き方、それにまつわるエピソードと師匠とのやりとりが愛らしい。麻雀?をしている師匠の後ろにやって来て、にやにやしながら、僕20歳まで生きられましたとだけ言って帰って行くシーンは感動。【お薦め❗️❗️❗️】2018/05/10

ひまわり

14
聖の精神の強さがすごい。阪神大震災の描写が出てきて,確かに同じ時代を生きた人なんだなぁと思いました。病気と闘いながら,常に死を意識しながらも,夢に向かって最後まで生き続けた村山聖棋士のご冥福をお祈りします。2017/04/13

シンヤ

14
聖は5歳の時に発病した病気で生死を繰り返す。そんな中、将棋を知り将棋にのめりこむ。聖の人柄もいい。その生涯は多くの人を感動させた。素晴らしい本。2017/01/28

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