出版社内容情報
お父さん、ほんとうはなんて書きたかったの?
「ももへ」――それだけを書き残して死んでしまった父。その後、田舎の離島に母と二人引っ越してきたももだったが、ある日おかしな3匹の妖怪につきまとわれるようになって…!? いま、一番届けたい家族の絆の物語。
内容説明
お母さんと瀬戸内の小さな島に引っ越してきた、小学6年生のもも。けんかして仲直りもできないまま死んでしまったお父さんのことが頭から離れないももは、田舎の生活にもなじめず、しずんだ毎日を送っていた。そんなとき現れた、イワ・カワ・マメの3妖怪!物を盗んだり、畑をあらしたり、自分勝手な3匹にふり回されるももだけど、彼らにはある重大な役目があって―!?大切な人に会いたくなる、家族の絆の物語。小学中級から。
著者等紹介
沖浦啓之[オキウラヒロユキ]
1966年大阪府生まれ。82年作画スタジオ有限会社アニメアールに入社。84年TVシリーズ「星銃士ビスマルク」で初作画監督。92年映画『走れメロス』でキャラクターデザイン・作画監督・絵コンテを担当、95年映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』でキャラクターデザイン・作画監督を経て初監督となる映画『人狼JIN‐ROH』を2000年に発表。ポルト国際映画祭1999での最優秀アニメーション賞・審査員特別大賞受賞をはじめ、他映画祭でも各賞を受賞
百瀬しのぶ[モモセシノブ]
児童文学作家。1967年東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。