内容説明
動物とお話ができるお医者さん、ドリトル先生。博物学者でもある先生は、世界中を探検します。今回は、海をぷかぷか流されていくクモザル島をめざす船の旅。助手の少年トミーやおなじみの動物たちと、なぞの大学者ロング・アローをさがします。世にもめずらしいカブトムシも大発見!?裁判でブルドッグの証言を通訳したり、巨大カタツムリと海底旅行したりと、ゆかいなお話がいっぱい。さし絵68点の第2巻。小学中級から。
著者等紹介
ロフティング,ヒュー[ロフティング,ヒュー][Lofting,Hugh]
1886~1947年。アイルランド人の母を持つ、イギリス生まれのアメリカの児童小説家。代表作は、この「ドリトル先生」シリーズ。『ドリトル先生航海記』で、ニューベリー賞を受賞
河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学教授
patty[PATTY]
愛知県在住。イラストレーター。「ドリトル先生」シリーズでデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まりもん
26
三女の為に購入。航海に行くまでにも色々あったけれど、行った先でも困ったことに巻き込まれていくドリトル先生の話に娘と一緒に読了。2017/04/03
ひまわり
25
こどもの頃、大好きだった本。新訳らしいので再読。たしかに今ではこちらのほうが井伏鱒二訳より分かりやすいかも。西洋の風習なども知られるようになったし。ドリトル先生の誰でも平等に親切に敬意をもって接する態度は、この物語のキーになっていたのか。動物と話せることばかりを面白く感じていた。2025/02/20
Dai(ダイ)
20
子どもの頃にワクワクと夢中になって読んだ話がこんなに詰まらない話だったのか?たぶんそれは本書の新訳なるものと挿し絵のせいだと信じたい。当時読んだ本の訳者は井伏鱒二で挿し絵は作者であるヒュー・ロフティング自身が 描いたものだったのではないか?それは本当に素晴らしくすっかりドリトル先生が好きになり何度も繰り返し読んだ記憶があるのだ。その時のシリーズ最終巻を積んでいるので、それを読み終えれば当時の感動が味わえるであろうか? 少なくとも今回読んだシリーズを今後手にすることは二度とないであろう。2017/02/02
しーまま
16
新訳ドリトル先生2作目。読むのにとても時間がかかったけれど、面白かった。次も読もう。2015/03/13
スズコ(梵我一如、一なる生命)
13
頭でっかちな本ばかり読んでなんか行き詰まっていたときにふと手に取りました。すんごい楽しかった!!岩波の真面目感を無くして、もっとキレイめ漫画風男子の冒険なのも悪くない!小学生、中学生の時にもっと本を読んでおけば良かった!!2024/10/20
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