内容説明
人づきあいが苦手で、ひっそりと1人きりで生きたいとねがうぼく。けれど、ぼくのひっこした家には、先住者がいた。それは1ぴきのちいさな子猫と、すがたの見えない少女の幽霊で…。日なたぼっこや草花、人々の笑顔をあいする幽霊・雪村との生活は、しだいにぼくの心をとかしていくが!?ことばはなくても通じあう、感動の物語。そのほか「失踪ホリデイ」を収録。小学上級から。
著者等紹介
乙一[オツイチ]
1996年『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞、17歳でデビュー
SHEL[SHEL]
中国広東省深〓(せん)市出身。北京映画学院アニメ学部卒。雑誌投稿をきっかけに小説の挿絵を描き始める。北京在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
おか
40
表題作の「しあわせは子猫のかたち」はとても好きな世界です。もしかしたらちょっとありきたりな物語なのかもしれませんが それでもここに出てくる全ての者達(猫も含めて)が好き 「失踪ホリデイ」はどうしても中学生の語り手が好きになれず 大人げないとは思うが 彼女のやることなすこと気に入らず 飛ばし読み(笑)2023/07/14
☆kubo
16
文庫「失踪HOLYDAY」を子供向けにしたもの。「しあわせは子猫はのかたち」は幽霊さんとの共同生活や猫の描写がほのぼのしてあたたかく、ラストはちょっと泣けた。「失踪ホリディ」は軽いミステリーでキャラも良く、この先どうなるんだろう?とわくわくしながら読めた。さすが乙一さん、初期の作品でも面白い。これ、ホントは子供用に借りてきたんだけどねー。未読だったのでちょうど良かった。2013/10/28
葉芹
12
乙一さんの作品の中でもこれが最高という評を何かで読んだので是非読みたく思い取り寄せしました。本は苦手という人にこういう作品はいいと思いました。初期の作品なんですね、ふむふむ。2014/04/14
titti
10
しあわせは子猫のかたちのほうが おもしろかったが、両方楽しみながら読めた2017/02/16
はなうさぎ
10
表題作は、人付き合いを苦手とする主人公が、越してきたアパートにいた殺された先住者の幽霊と子猫と生活するうち、偶然にも殺人事件の解決に至り、最後は、彼女達から勇気をもらい、今までの自分を変えていこうと一歩を踏み出す。心温まる物語。そしてなにより子猫の存在に胸をくすぐられました~(*^_^*) 『失踪ホリディ』は、だいぶもったりした印象がありますが、気丈で才気に長けているとお嬢様自身には思わせておいて、実際は「してやったり」のお手伝いさん。話の展開としては、面白い終わり方だったのではないでしょうか。2016/01/20




