出版社内容情報
SFの神様が少年少女のために書いた、宇宙冒険物語!!ミノルとハルコは、宇宙特別調査隊として、キダ隊員とロボットのブーボと、特別任務を遂行するために出かける。宇宙では様々な星がそれぞれの事情を抱えていた「宇宙の声」ほか、ショートショート10篇を収録。
星 新一[ホシ シンイチ]
著・文・その他
あらゐ けいいち[アライ ケイイチ]
イラスト
片山 若子[カタヤマ ワカコ]
イラスト
内容説明
日本のSF(サイエンス・フィクション)は、星新一の物語から始まりました。そのなかでも、「まぼろしの星」(『まぼろしの星』収録)と「宇宙の声」は、少年少女のために書かれた名作。宇宙船、研究所、ロボット、調査隊員、不思議な装置、そしてまだ見ぬ惑星、宇宙の冒険…と、星作品のエッセンスがちりばめられています。みんなが夢中になったジュブナイル・セレクション。小学中級から。
著者等紹介
星新一[ホシシンイチ]
1926年東京生まれ。東京大学農学部卒。57年日本で初めてのSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参加。家業である星製薬株式会社社長を経て、68年『妄想銀行』で第21回日本推理作家協会賞を受賞。ショートショートの第一人者として1001以上の作品を発表した。97年、永眠
片山若子[カタヤマワカコ]
イラストレーター。ミステリ系の本のカバーが多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
95
表紙がひとつ前のもので、中身もこちらの方が中編2作が収められています。表題作と「まぼろしの星」という作品です。ジュブナイルというように子供たちが活躍しています。発想が豊かですよね。恐ろしい鳥や、動物を襲う植物や虫の襲われて無人となった星などをめぐります。確かに星さんの得意とするひねりの効いたショートショートというよりも子供向けですね。2024/05/07
まめむめも
6
初読。ショートショートは安定の面白さでした。表題作は、ハラハラしました。2015/08/26
Atsushi Takebe
5
長女に「面白かったからよんで。」と言われて読みました。 ものすごく読みやすかった。 物足りなさはありますが。2017/03/30
@
3
単行本(1969年12月15日印刷500円)で読了。 ショートショートでもなく、子供向けのため、あまり面白くはありませんでした。 星新一さんの作品にしては登場人物に固有名詞があり、おかしいなと思った。 2022/04/09
マーチング
3
地球人と宇宙人が当たり前のように交流を持つ。こんな世界がいずれ来るのだろうか。携帯電話も存在しなかった時代にこういう話が思いつくのはさすが。2011/04/12