内容説明
ワタルはゲームが好きな小学５年生。運命を変えるため異世界“幻界”へと旅立つ。老人ラウ導師の試練を受け、見習い勇者として５つの宝玉を集めながら、願いを叶える女神の住む“運命の塔”を目指す。途中、気の優しい水人族キ・キーマと出会い、いっしょに旅を始めるが、幻界の町ガサラで殺人犯にされてしまう―。宮部みゆき、愛と勇気の冒険ファンタジー第２弾。小学上級から。
著者等紹介
宮部みゆき［ミヤベミユキ］
１９６０年、東京都生まれ。１９８７年「我が隣人の犯罪」でデビュー。１９９９年に『理由』で直木賞を受賞
鶴田謙二［ツルタケンジ］
１９６１年、静岡県生まれ。１９８６年、「広くてすてきな宇宙じゃないか」でデビュー。主な漫画作品に『Ｓｐｉｒｉｔ ｏｆ Ｗｏｎｄｅｒ』『Ｆｏｒｇｅｔ‐ｍｅ‐ｎｏｔ』、画集に『コメット』『ひたひた』などがある。２０００年、２００１年に星雲賞アート部門を受賞した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りなお
19
図書館本。幻界に突入。差別主義や宗教問題まで出てきてファンタジーなのに、なんだか奥が深いです。ヴィジョンの設定を理解するのが中々馴染めませんが、やっぱり続きが気になります。2020/12/18
紫陽花
3
ワタルは幻界へ。ゲームの中の世界のような場所で一人で勇気を持って進んでいくワタルと一緒に自分も緊張。親切な仲間に巡り合い、ホッと一安心。幻界は種族差別やいろんな犯罪があり、現実世界の問題をも映し出されていて、問題提起させられる。ワタルの旅と、ミツルの旅が交錯しながら進んでいく。宗教戦争についても考えさせられた。2022/01/30
mea*
1
ついにヴィジョンです。仲間と出会って、冒険して、王道ファンタジー。面白かったです。2012/12/14
baba
0
ついに運命を変えるヴィジョンへ。無条件で旅人を受け入れる水人族のキ・キーマが素晴らし。頼もしい仲間と冒険に旅立ちます。2014/04/16
まこ
0
舞台がファンタジー世界へ。ようやく冒険小説らしくなってきた。子供に読ませるなら、不倫だの何だのといった内容の一巻は10分の1にまとめた方がいいような。とはいっても、この巻も人種差別という重い問題があるようで、あまり子供向けではないかも？2014/04/20
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