内容説明
三日月小学校は、105年目を迎える超伝統校。天気図を描くのが趣味のリョータ、お屋敷に住むケンシロー、運動神経バツグンの翔が遅刻した朝、学校で不審な足跡が発見された。放課後、通称エコ部の七実を中心に、不審者を突き止めるべく、足跡を追っていくと…謎の多い理科部に行き当たった。そして、10年前の嵐の動物園にタイムスリップ!?彼らのミッションは何?
著者等紹介
川端裕人[カワバタヒロト]
1964年兵庫県生まれ。東京大学教養学部卒業後、日本テレビに入社。科学技術庁、気象庁を担当。95年『クジラを捕って、考えた』でノンフィクション作家としてデビュー。98年「夏のロケット」で第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞受賞
藤丘ようこ[フジオカヨウコ]
長崎県生まれ。イラストレーター兼漫画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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かっぱ
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子供向けの本だけど、川端裕人の全部がぎゅっとつまった本だと思う。川端ファンなら、絶対読むべき。2013/03/07
nktnh
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大して仲良くもない三人組プラス一人が、事件に巻き込まれて解決に向かって奮闘するお話。タイムスリップがこれからどうなるのかな?と思いますが、成績も運動神経も中くらいの主人公が、秘密の趣味・天気図を読むことで現場の状況にアドバイスしながら、成長していくお話なのかな?と。不思議がいっぱいで、謎はしっかり残されていますが、シリーズが進んでいくにつれて、解き明かされていくのでしょうか。七実ちゃんは小学生の女の子らしくて、個人的には可愛かったです。ヒロイン役の座をピーチ姫と争うのかは今後楽しみです。それともルナ先生?2012/07/30
雨巫女
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設定がわかりにくい。ファンタジーかSFなのか?2009/08/24
Stella
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七実が最後まで嫌な子だったのがどうにかならんかったかなあ。2009/08/02
t_hirosaki(t_hirosaki)
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導入部とか文体とかキャラ立てとか山のような理系ネタとか大体いつもの川端裕人でした。不思議の中に理を求めるという理科部のモットーの割りには、タイムスリップという不思議の極みみたいな現象に対して納得のいく説明を求めていないのは何故かと思いましたが、そこだけはファンタジー(≒児童書的な要素)として読むべきなのかな。ところで七実がわがまま過ぎるのはどうにかならなかったのでしょうか……。本来の対象読者は相当不快になるのではないかと思ってしまいました。僕社会人なんで知りませんが。また、それこそが狙いかも知れませんが。2009/07/18
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- 独禁法講義 (第11版)