内容説明
16~19世紀の日本を訪れた外国人が見た、驚くべき日本人の姿!欧米を中心とする外国人が残した多くの資料から立ち現れる日本と日本人、生活文化の諸様相を知る。
目次
日本人の名誉心及び死生観と殉教(日本人の第一印象;十六・十七世紀の日本人論;武士の心性とキリスト教の信仰;大殉教の時代の日本人)
外国人が見た近世日本と日本人―日本型文明社会の成立と発展(官僚としての武士;日本型文明社会の成立;日本型文明社会の発展;日本型文明社会の達成)
十九世紀の日本人(中国人・朝鮮人・日本人;東アジア諸民族の特徴;東アジアにおける日本の位置;文化的優越感なきナショナリズム)
江戸時代における日露関係史上の主要事件に関する史料について(日露関係史上の主要事件に関する史料の概要;ゴロヴニン事件におけるロシア人海軍士官ムール少尉の獄中上表について)
著者等紹介
竹内誠[タケウチマコト]
1933(昭和8)年、東京都生まれ。東京教育大学大学院博士課程修了。専門は江戸文化史、近世都市史。徳川林政史研究所主任研究員、信州大学助教授、東京学芸大学教授、立正大学教授を経て、東京学芸大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長、徳川林政史研究所所長、日本博物館協会会長、地方史研究協議会会長
山本博文[ヤマモトヒロフミ]
1957(昭和32)年、岡山県津山市生まれ。文学博士(東京大学)。東京大学文学部国史学科卒業。同大大学院、東京大学史料編纂所助手、同助教授を経て、東京大学史料編纂所教授。1991年、『江戸お留守居役の日記』により第40回日本エッセイストクラブ賞受賞
大石学[オオイシマナブ]
1953(昭和28)年、東京都生まれ。東京学芸大学卒業。同大学大学院修士課程修了、筑波大学大学院博士課程単位取得。徳川林政史研究所研究員、日本学術振興会奨励研究員・同特別研究員、名城大学講師・助教授、東京学芸大学助教授を経て、教授
磯田道史[イソダミチフミ]
1970(昭和45)年、岡山市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。慶應義塾大学・宇都宮大学などの非常勤講師、日本学術振興会特別研究員を経て、茨城大学人文学部准教授、国際日本文化研究センター客員准教授。専攻は日本社会経済史
岩下哲典[イワシタテツノリ]
1962(昭和37)年、長野県塩尻市生まれ。青山学院大学大学院博士後期課程単位取得。博士(歴史学)。専門は幕末維新史(情報史)。現在、明海大学ホスピタリティツーリズム学部教授(大学院応用言語学研究科教授兼担)、東京女子大学文理学部非常勤講師、徳川林政史研究所特任研究員、浦安市文化財審議会副委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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