内容説明
渋谷・発！！アンダーグラウンド小説。
著者等紹介
豊田和真［トヨダカズマ］
１９８８年、東京生まれ。現在、日本大学芸術学部在籍。高校一年のとき、初めて書いた小説『キャッチアウェーブ』（角川学芸出版、後に角川文庫）が、刊行と共にメディアの話題を呼び、２００６年映画化される。映画『キャッチアウェーブ』では、著者自ら脚本も担当した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
22
表紙の雰囲気でホラーかおどろおどろしいイメージを持って読み始めましたが、そうでもなかったですね。渋谷とか都会のドロドロした部分が淡々と描かれていました。でも、それだけでなにも起こらず終わってしまった気がしました。ちょっと新堂冬樹の作品のイメージにも似ていますが、やはり新堂冬樹の作品の方が面白かな、と思いました。あまり山も落ちも見当たらなかったので、作品の意図を掴めなかった感じがしました。印象、薄いです。2013/07/01
