内容説明
日本を飛び出した現代アートの牽引者、川俣正。「仮設構築物=インスタレーション」という方法論。サイト・スペシフィックな制作に賭けた30年の軌跡。さまざまな現場で制作を続ける旅の途上からのメッセージ。
目次
アートレスな旅のはじまり
ニューヨークに行こう
制作の場
プロジェクトの原点
リアクション
アルケマールのクリニック
さまざまなアーティスト
アートレスその後
さまざまなところでの作品制作
著者等紹介
川俣正[カワマタタダシ]
1953年北海道生まれ。28歳でヴェネチア・ビエンナーレの参加アーティストに選ばれ、その後もドクメンタなど、欧米を中心に高い評価を獲得し続けている。1999年、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科開設時に、教授として着任。2005年、横浜トリエンナーレの総合ディレクターを務める。現在、パリ国立高等美術学校教授。建築、都市計画、歴史、社会学、日常のコミュニケーション、医療に及ぶ広い分野で作品制作を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。