内容説明
ボルネオ戦野からの奇跡的生還、窮乏生活と家族の団欒、愛妻の死と療養の日々。俳句はおのれの命を運ぶ作業として、句集ごとに虚空燦々の境地を深める著者が、俳句への思いを熱く綴る自伝的エッセイ集。
目次
１ 私の履歴書（俳句と戦争；出生地・姫路 ほか）
２ 辛夷の花（辛夷の花；柿 ほか）
３ 白鳥亭日録抄（女の城；薔薇の季 ほか）
４ 俳句座談抄（写生の原点へ；俳諧の時空 ほか）
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