風になった伝書猫―猫と人の魂が交差する物語

田村 元【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/04発売）

• サイズ B6判／ページ数 196p／高さ 19cm
• 商品コード 9784046213181
• NDC分類 916
• Cコード C0093

出版社内容情報

ミュージシャンの「僕」は、多摩川の土手にいるノラ猫「ローラ」の面倒を見ている。ある日、ローラに会いにいくと、新たに３匹の捨て猫の姿が。世話をすることもままならず、困り果てた僕を助けてくれたのは……。

内容説明

ミュージシャンの「僕」は多摩川の土手にいるノラ猫「ローラ」と会うことを楽しみにしている。ある日、彼女に会いにいくと、そこには３匹の赤ん坊猫が捨てられていた。途方に暮れる僕を助けるように、赤ん坊猫を引き取り育てようとするローラ。その姿に僕は、今は亡きかつての恋人の面影を感じはじめ…。一匹のノラ猫が教えてくれた命のメッセージと本当の優しさとは…。

目次

１　捨てられた赤ん坊猫たち
２　青春
３　ありがとうローラ
４　平和な日々は続かない
５　さよならベロ吉
６　スピリチュアルと伝書猫
７　土手を駆け抜けた風

著者等紹介

田村元［タムラゲン］
作曲・編曲家。１９７９年フォーライフレコード（吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげる・小室等の４人のアーティストが設立したレコード会社）の新人オーディションにて審査員特別賞を受賞。１９８８年作曲・編曲家としてビクターよりレコードデビュー。１９９４年～９８年香港にてアジアン・ポップスの編曲家として活動を開始。アンディ・ラウ作詞「愛在偶然」をはじめ数々のヒットＣＤの編曲を担当。中でも「寂寞都有罪」は大ヒット、香港ビルボード・チャート第一位に輝き、全世界発売となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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