内容説明
ゆたかな俳趣の世界。宗鑑・守武から芭蕉・蕪村・一茶まで、80名の472句を簡潔明快に読み解く芳醇な鑑賞手引の書。
目次
春(春;立春;春寒 ほか)
夏(卯月;立夏;夏めく ほか)
秋(秋;初秋;立秋 ほか)
冬(初冬;冬至;師走 ほか)
新年(初春;新年;元日 ほか)
著者等紹介
山本健吉[ヤマモトケンキチ]
明治40(1907)年4月26日、長崎市生まれ。本名・石橋貞吉。父は評論家石橋忍月。慶應義塾大学国文科で折口信夫に学び、西脇順三郎の影響を受ける。昭和4年、俳人薮秀野と結婚(昭和22年死別)。8年、改造社に入社。「俳句研究」編集長として人間探求派を世に出した。『純粋俳句』『現代俳句』及び歳時記編纂などにより俳句の普及に貢献。『古典と現代文学』等の著書も多く、文芸評論家として活躍した。58年文化勲章受章。昭和63(1988)年5月7日永眠。81歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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