内容説明
俳壇きっての食通の、食に関するエッセイの集大成。奥会津や京都の食を探り、その裏にある食文化を四季折々の自然と対比させながら洒脱な筆致で描き出す。日本人が忘れかけている「食」への工夫を再発見でき、居ながらにして旅と食を体験できる食紀行。
目次
第1章 奥会津たべもの歳時記(鰊の山椒漬け;山菜のくさぐさ;全国ブランド「桃太郎」 ほか)
第2章 美味求真ときどき母の介護(まぼろしの草石蚕;なんと言おうと風呂吹き大根;寒雷に誘われて鰤 ほか)
第3章 京都の四季味くらべ(「川上」の麦飯蒸し;蕪と鰤のしゃぶしゃぶ;揚げ京人参を海胆塩で ほか)
著者等紹介
榎本好宏[エノモトヨシヒロ]
俳人。昭和12年東京生。同45年、「杉」創刊に参画、森澄雄に師事、同49年より18年余編集長を歴任。現在「杉」同人、「會津」雑詠欄選者、「件」同人、読売新聞地方版選者。俳人協会、日本文藝家協会、日本エッセイスト・クラブ、日本地名研究所各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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