内容説明
ガイアの風に秘められた生命の伝言に耳を澄ませ、夢を実現する一歩を踏み出す。自分はただ、エネルギーの通り道になる。観客と共に映画を制作する「ひとコマスポンサー」運動に乗り出した『地球交響曲』―。今、私たちの奏でる21世紀の『地球交響曲』が始まる。
目次
Prologue ガイア新世紀―二一世紀に生まれ育つ子供達のために
1 シンフォニーを共に奏でる―「地球交響曲第四番」の挑戦
間奏曲 霊性と現実―「ひとコマスポンサー」運動が問いかけたこと
2 深まりゆく「音」―「地球交響曲第五番」から「地球交響曲第六番」へ
3 始まりの旅―「地球交響曲第六番」の産声
4 Don’t panic!―生命力と直感を讃えて
著者等紹介
龍村仁[タツムラジン]
1940年、兵庫県宝塚市生まれ。映画監督。63年、京都大学文学部美学科卒業後、NHK入局。74年、ATG映画『キャロル』を制作・監督したのを契機にNHKを退社。インディペンデント・ディレクターとしてドキュメンタリー、ドラマ、コマーシャルなど、数多くの作品を手がける。76年、『シルクロード幻視行』でギャラクシー賞、87年、『セゾングループ3分CM』でACC優秀賞受賞。また同年にはサイエンス・ファンタジー『宇宙船とカヌー』で、92年にはNTTDATAスペシャル『宇宙からの贈りもの・ボイジャー航海者たち』でギャラクシー賞受賞。89年から制作を開始したライフ・ワーク『地球交響曲第一番』を92年に、『地球交響曲第二番』を95年に公開、翌年、京都府文化功労賞を受賞する。97年に『地球交響曲第三番』を公開。2000年、(有)龍村仁事務所を設立。2001年に『地球交響曲第四番』、2004年に『地球交響曲第五番』、2007年には『地球交響曲第六番』を公開。同シリーズは全国規模の活発な自主上映会によって、のべ230万人にのぼる観客を動員、その数は今なおとどまることなく、かつてないロングランヒット作となっている
龍村ゆかり[タツムラユカリ]
プロデューサー。演劇を通して身体の感覚が開くことを経験、同時に演出論を学ぶ。のち、映像制作の道へ。テレビ番組のディレクターとして数々のドキュメンタリーや情報番組を手がける。2000年春、(有)龍村仁事務所を設立。映画『地球交響曲第四番』『第五番』『第六番』をプロデュースする。また映画のほか、スーザン・オズボーンボイスセミナー、チベット砂曼荼羅展などのイベントやCD、ワークショップ等のプロデュースを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。