内容説明
脳腫瘍と水頭症からの生還を機に人生を見つめ直し、魂の願いに寄り添って生きようとする著者。真摯なる自己探求の道程に光を放つ幾つもの気づきを杖に、いのちの根源からの“再生”へと向かった、魂の航路。
目次
第1章 人生の踊り場
第2章 絶望は希望を携えて
第3章 新しい日々の中で
第4章 記憶―熱と翳りの季節
第5章 人生の再編集
第6章 心という深い海
著者等紹介
岡部明美[オカベアケミ]
大学卒業後、社会動向・市場動向の調査研究機関に入所。取締役、マーケティング・プロデューサーとして市場調査、講演、執筆に従事。30代で結婚。長男出産直後に脳腫瘍と水頭症を発病し、緊急開頭手術により九死に一生を得る。死に直面するという体験を通じて、いのちとは何か、健康とは何か、自分は何のために生まれたのかという人生の本質的命題に向き合う。その答を求めて、様々なワークショップやセラピー、ボディーワーク、瞑想などを体験。その自己探求の日々の気づきを『もどっておいで私の元気!』(善文社、1996年)として出版、ロングセラーとなっている。現在、東海ホリスティック医学振興会顧問、ワークショップ・トレーナー、セラピスト、カウンセラー、企業研修講師、文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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気が向いたらかじかじ
2
誰でも自分の事はわからない。でも自分を大切にできる、自分の本当の声を聴けるには自分だけ。「気づき」を大切に。身体も心もよしよししてあげよう!2011/02/28
ttachi
1
2012年39冊目。長男出産直後に脳腫瘍と水頭症で緊急手術を受けたことをきっかけに「なぜ自分は病気になったのか」を問うことになった著者の自叙伝。心が病気になりたがっている時人間は発病する。心と病は繋がっているという視点。自然治癒力を高める生き方をしたいと強く感じた。 http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/211812012/03/08
マユ~。
0
病に悩む人、生き方に迷っている人に読んでほしい、すばらしい本だと思う。でももう増版してないのかな?文庫化、電子書籍化してほしいです。2015/05/10
うさうさ
0
前に読んだときは、淡々とした感じがしていまひとつだったが、再読して自分になんて似た境遇なのだ!とびっくりした。そしてその淡々としたところが理解できた。2012/06/30
TAMA
0
長男出産直後に脳腫瘍と水頭症を発病し、緊急手術。死の淵から奇跡的に回復した手記。そこまでの前半は壮絶でもあり、著者の逞しい生命力に勇気づけられる。後半はその後人生そのものと向き合うことになった道筋を探す旅。作者からみたら、私の悩みなどちっぽけなものに思えて、くよくよするのが恥ずかしくなる。2012/02/05