出版社内容情報
2008年、源氏物語千年紀を記念し、これから源氏物語の研究に足を踏み入れるすべての方、および研究の途上にあるすべての方におくる、源氏物語研究の真髄を一書で見渡せる待望の書!
【内容】
<研究史篇> 全体を2部構成とした。
Ⅰ. 昭和の源氏物語研究史を作った十人では、昭和の源氏物語研究の先頭に立った研究者(故人)を10名選び、その人間性と研究史的役割を論じ尽くす。
Ⅱ. 研究論文からみる源氏物語と紫式部 研究の諸相では、故人・現役研究者を問わず、研究史に残る珠玉の名論文を40篇選び論評。
<資料篇>
「研究史篇」のⅡで取り上げた計40篇の論文を集め、一冊に採録。昭和の名論文が集結!
内容説明
昭和に始まる近年の研究史の大概がわかる研究者待望かつ必読の書、ついに刊行。
目次
研究史篇(昭和の源氏物語研究史を作った十人(島津久基;山脇毅;池田亀鑑 ほか)
研究論文からみる源氏物語と紫式部 研究の諸相(益田勝実著「日知りの裔の物語―『源氏物語』の発端の構造」;藤井貞和著「「宿世遠かりけり」考」;今西祐一郎著「寡産の思想―源氏物語試論」 ほか))
資料編(研究論文からみる源氏物語と紫式部 研究の諸相(日知りの裔の物語―『源氏物語』発端の構造;「宿世遠かりけり」考;寡産の思想―源氏物語試論 ほか))