性転換

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046211569
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

大学の医学部に通う藤沢修と、建築現場で働く安田純子には、お互いに人に言えない悩みがあった。修には男性の性であることへの強い違和感、純子には女性の性への違和感があった。しかし二人は出会い、お互いの悩みを語り、助け合ってこの苦しみの解決に立ち向かおうと誓い合う。大学にも女装で通うようになった修は、好奇の目で見られ、ついには大学側から退学の勧告を受ける。しかし修は―。一方、純子はひたすら男性への性転換を希望し、性別適合手術を受けることを望むが…。性同一性障害に悩む男女の苦しみ、そして彼らが真に望む姿とは!?公的機関として日本で初めて、医科大学の医師団が性別適合手術に挑む!綿密な取材をもとに、性の複雑な問題に肉迫した、迫真の書き下ろし長編小説。

著者等紹介

古川智映子[フルカワチエコ]
青森県弘前市生まれ。県立弘前中央高校、東京女子大学短期大学部(92年廃止)英語科、同大学文学部日本文学科を卒業。国立国語研究所で『国語年鑑』の編集に従事。後、東京都内私立高校教諭。退職後、小説を執筆。『小説 土佐堀川』が毎日放送連続ラジオドラマに、また東宝株式会社で舞台化され、東京宝塚劇場で一カ月間上演された。(八千草薫主演)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

2
とにかくひどかった。調べてはあるけど時代背景もわかりにくい、登場人物も薄っぺらい。デリケートな問題なのにこんな風に下手に書いてはいけない。2012/05/22

さく

1
私も当事者(MtX)の1人です。 性転換の手術が日本で行われるようになるまで、色んな戦いや困難がありました。当事者を始め多くの方々が一生懸命に向き合ってくださったからこそ、性転換の手術が日本で行えるようになったことが分かりました。 今も、性転換手術に関しては、色んな批判や考え方はあると思います。でも、性の倫理性について、永遠に考えていくことは大切なことです。 性同一性障害や、性転換の倫理を考えられる素晴らしい本でした。 2019/09/27

としき

1
所謂「性同一性障害(GID)」をテーマに書いた本!いまでこそ性同一障害者?(障害者と書いていいのだろうか?)が世間一般に認知されるようになったが、自分もTVで目にしだしたころは正直、道徳的にも倫理的にも違和感?を感じた。でも当事者は本当に悩み苦しんだ大変な病だったのだと改めて思い知らされた。「自分が自分である」ことを否定された中で生きていくということは想像を絶する想定である。あるものをあるがままに受け入れて生きていけるということは本当に幸せなことなのだと痛感した。2013/10/17

らむり

1
★★★☆☆2012/05/13

オリバー

0
優先すべきは体より脳、成る程。しかし内容は貧乳でした。2013/11/20

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