作句の現場―蛇笏に学ぶ作句法

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046211071
  • NDC分類 911.36
  • Cコード C0095

出版社内容情報

飯田蛇笏・龍太父子に学んだ「白露」主宰の著者が、蛇笏の名句に触れながら俳句の骨法を平明に説く。俳句の格調、切れと省略、取り合わせ、推敲、助詞の使い方、自然詠の姿勢、風土と季感など、作句の心得23章。

内容説明

飯田蛇笏・龍太に長く親炙してきた著者が、蛇笏の作品とその文学風土を紹介しつつ、名句誕生の秘密を明かす。自然詠の姿勢と格調、切れと省略、取り合わせと推敲等々、豊富な体験をふまえて語る俳句実作への手引き書。名句に学ぶ本格俳句への道。

目次

1(草創期の「雲母」と飯田蛇笏;蛇笏の作句法;旬の文芸;朗誦性と表記の効果)
2(取り合わせについて;推敲について;助詞の効用;擬態語の効用;否定形の表現)
3(自然詠の姿勢;風土と季感;切れと省略;蛇笏と龍之介)
4(名句を身近に;叙述語の効果;こだまとすすぎ;蛇笏の旅吟;普羅と水巴)
5(阿波野青畝の主情性;格調を支えるもの;後山から生まれる名句;家郷へのまなざし;晩年の華)

著者等紹介

廣瀬直人[ヒロセナオト]
昭和4年5月16日、山梨県生れ。本名、直瀬。東京高師(現、筑波大学)卒。高師在学中、「青潮会」に参加し、「雲母」に投句。飯田蛇笏・龍太に師事。「雲母」同人として、平成4年の「雲母」終刊まで編集に従事。翌年3月、「白露」を創刊、主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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