出版社内容情報
世界で一番可愛い、我が家のワンコやニャンコたち。
人間より寿命が短いからこそ、元気な時から読んでほしい。
「いつか必ず通る道」とわかっている飼主の不安を、
看取りを行ってきた獣医師の経験によって、安心と癒やしに変える本。
========
終末期に無理な治療をしないで、
枯れるように看取ることは、口で言うほど簡単じゃない。
水や牛乳や流動食を飲ませたくなるし、
点滴や注射を打ったほうがいいんじゃないかと思っちゃう。
最期の最後まで、できる限りの治療をして、
「これだけこの子にやってあげたんだ」と思えたほうが、諦めがつくんだよね。
けれど、動物は苦しみながらの旅立ちになってしまう…。
だからぼくら飼主は、ものすごく葛藤するのさ。
ぼくら飼主が、治療したくなる気持ちをグッと堪えて見守ることで、
動物は眠るように楽に旅立てる。
それはぼくら飼主が、最期の最後に動物にしてあげられる、最大級の愛の証だ。
ーー「はじめに」より
========
獣医師として、終末期の動けなくなっている動物に、
投薬や点滴、心肺蘇生をするなど1分でも長生きするように治療してきた。
しかし、逆に動物を苦しめていたと気づく。
終末期にムリな治療をせず、動物にとっても飼い主にとっても、
幸せな選択ができるヒントを伝える。
涙なしには読めない1冊。
◎内容
第1章 急に元気がなくなっちゃった、どうしよう ~病気と健康管理の話
第2章 治療するお金がない、どうしよう ~治療やお金の話
第3章 全然ごはん食べなくなっちゃった、どうしよう ~看病や介護の話
第4章 明日死んじゃうかもしれない、どうしよう ~看取りの話
第5章 死んじゃった、どうしよう ~死後の話
内容説明
「動物が眠るように旅立つ」それはぼくら飼主が、最期の最後に動物にしてあげられる、最大級の愛の証。不安が安心と癒やしに変わる。元気な時に知っておこう。介護と看取りのヒント83。インスタで大人気!獣医師シワ男先生の言葉が泣けてくる。
目次
第1章 急に元気がなくなっちゃった、どうしよう~病気と健康管理の話(食事を食べない時、いつ病院に連れて行く?;「いい子」の病気は気づきにくい ほか)
第2章 治療するお金がない、どうしよう~治療やお金の話(医療にはお金が必要か;ホントに犬猫のための治療? ほか)
第3章 全然ごはん食べなくなっちゃった、どうしよう~看病や介護の話(終末期の犬猫の生命力は「食欲」;薬を飲まない子、ごはんを食べない子のプライド ほか)
第4章 明日死んじゃうかもしれない、どうしよう~看取りの話(苦しまないための看取りは、新たな獣医療;看取りには、看取っていくための医療が必要 ほか)
第5章 死んじゃった、どうしよう~死後の話(犬猫が旅立ったら好きなだけ悲しんでええんよ;「その時の選択は最善だった」と、自分をほめよう ほか)
著者等紹介
獣医師シワ男[ジュウイシシワオ]
ふじわら動物病院院長、獣医師。1969年生まれ、広島県出身、日本獣医生命科学大学(旧日本獣医畜産大学)卒業。2001年埼玉県新座市に、ふじわら動物病院を開業。西洋医学の医療に限界を感じ、漢方薬などの東洋医学やホモトキシコロジー、オゾン療法などの治療も取り入れた統合医療を行い、様々な角度からの動物に優しい治療を心掛けている。「動物が飼主と出会って、生涯幸せだった」と思ってもらいたいという願いから、アメーバブログ、Instagramを開始。ホモトキシコロジー協会、日本ペット中医学研究会、比較統合医療学会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 離乳食の献立 - 月齢別