マンガの原理

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マンガの原理

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  • サイズ B5判/ページ数 144p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784046068101
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

『乙嫁語り』『エマ』『シャーリー』の森薫、『北北西に曇と往け』『乱と灰色の世界』『群青学舎』の入江亜季、そして『Fellows!』『ハルタ』『青騎士』創刊編集長の大場渉。

最高峰の技量を持つ3人が、これまで口伝で受け継がれがちだった漫画技術の数々を、自身の作例を交えて徹底解説。
しっかり努力をしているのに、環境に恵まれないばかりにプロになれない……そんな悲劇は、今後は絶対に起こさせません。

「コマ割りと時間」「フリウケ」「跳ね上げ」「めくり」「アクションコマ割り」「変形ゴマ」「視線誘導」「キャラの立ち位置」「描き文字の原則」「構図の考え方」「背景のエア」「線の質」「瞳の描き方」「スピード線・集中線の描き方」「フキダシの線と位置」「キャラクターの立て方」「視点人物」「タイトルの付け方」「扉絵の意味」などなど、創作者目線で体系化された超一流の技術のすべてをこの一冊に詰め込みました。

漫画を生み出す仕事は、最高に面白く、圧倒的にスリリングです。あなたもぜひ本書を片手に、一緒に素晴らしい漫画を創っていきましょう!

内容説明

「視線誘導」「跳ね上げ」「めくり」「フリウケ」…これまで口伝で受け継がれがちだった漫画技術の数々を最高峰の技術を持つ3人が、自身の作例を交えて徹底解説。漫画は「感覚」や「センス」でも描けます。しかし…面白い漫画を描くには「理論」と「技術」が欠かせません!すべての漫画を描く人と、漫画を編む人たちへ―。漫画の読み方の解像度が上がる!漫画ファンにも楽しめる1冊。

目次

序章 漫画に技術が必要な理由
第1章 コマ割りと視線誘導の原理(コマ割りの基本;コマ割りと時間 ほか)
第2章 絵の原理(文字が優先、効果が最後;背景・効果線が大事な理由 ほか)
第3章 フキダシとセリフの原理(フキダシとセリフの基本;級数と書体は原則変えない ほか)
第4章 キャラ・ネタ・ストーリーの原理(キャラとストーリーは一体;キャラクターの立て方 ほか)

著者等紹介

大場渉[オオバワタル]
1974年生まれ。1997年にアスキー(現在はKADOKAWA)入社。『週刊ファミ通』や『月刊コミックビーム』での編集業務を経て、2008年に『Fellows!』創刊。2013年に『ハルタ』、2021年に『青騎士』を創刊。森薫・入江亜季のデビュー以来の担当編集でもある

森薫[モリカオル]
東京都生まれ。高校時代より同人活動を開始、2001年『エマ』にてデビュー。2005年、同作が文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。2008年『Fellows!』創刊号にて連載開始した『乙嫁語り』で、2012年にアングレーム国際漫画祭世代間賞、2014年にマンガ大賞を受賞

入江亜季[イリエアキ]
香川県生まれ。高校時代より同人活動を開始、2004年読切作品「アルベルティーナ」でデビュー。2005年『群青学舎』発表。2008年、『Fellows!』2号にて『乱と灰色の世界』連載開始。2012年、同作が文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品に選出。2016年、『ハルタ』にて『北北西に曇と往け』を連載開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

115
何気なく読んでいるマンガだが、実はコマ割りや構図、フキダシからストーリー展開まで恐ろしいほど細かく計算されていた。ページをめくる手を止まらないテクニックを編集者が実作者に教育するプロセスは、規律と兵器の扱い方を新兵に徹底して叩き込む軍の訓練に思える。読まれなければ即アウトの世界だけに、負ければ死を意味する兵士と似るのも当然か。いわゆる高尚な芸術に比べマンガを下に見る風潮は今も根強いが、画家や作家より厳しく鍛えられているのは確か。読み続けられるマンガを生む技術を磨く活動は、日本マンガのQCサークルといえる。2025/04/20

akihiko810/アカウント移行中

25
実践・面白い漫画の描き方。マンガ雑誌「ハルタ」編集長が、漫画家の森先生と入江先生と共に、実践している「漫画を描く技術」を詳しく説明。印象度B+  漫画を描く人向けの実践を伝授する「漫画家入門」。しかも「消費財(読み捨て)」ではなく、長く愛される「ハルタ」向けの漫画の作り方。  コマ割りは1P7コマが基本。瞳はキラキラさせて、鼻の穴と爪は描くべし。細かいところから、キャラの立て方、物語の作り方まで一通り学べる。漫画は描かないのでぎっちりは読んでないが、なかなか面白い本。漫画家志望者はマスト。 2025/04/10

しゅー

9
★★★あくまでマンガを読む側の視点で学ぶ。マンガに限らず創作物全般に通用しそうな話も多い。まずは絵画の鑑賞法にも出てきた「視線誘導」。プレゼン資料のつくり方でも登場したり、大事なポイントだ。マンガは吹き出しに入っていない文字も駆使して誘導してるのね。次にキャラ・ネタ・ストーリー。①環境→②目的→③性格でキャラが決まる。キャラの目的とストーリーが絡み合って作品全体の伝えたいことを表現する。それに対してネタは1話限りの原動力。最後に「5軸起こし」。4大要素(恋愛・謎解き・成長・復讐)を含んだ5つの軸を決める。2025/03/09

コリエル

6
森薫、入江亜紀を育てた編集者大場渉って誰かと思ったら、漫玉日記に出てたオーバくんかよ。大きくなったなあ。漫画や小説、映画の創作本は個人的に好きでよく読む方だが、この本は先人達のハウツー本にもよく当たっていて、更に深いレベルで創作術の言語化を押し進めてある。これだけ送り手側が注意を払って描いてくれたものならば、こちらもより注意深く作品を楽しませてもらわなければなと襟を正される一冊。2025/06/10

6
マンガってこんなにいろんなこと考えながら書かれてるんだ!絵が上手くてストーリーが作れるだけでもすごいのに、それを最大限に生かすための手練手管があるんだなー。マンガをあまり読まないけど、面白かった。2025/04/18

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