出版社内容情報
子どもの才能をぐんと伸ばすには?
20,000人を指導してわかったこと
20年以上にわたり子どもの心理や教育を研究してきた竹内エリカ。子どもの才能を伸ばすにはなにが必要なのか? お母さんお父さんの考え方を押しつけすぎるとほとんどがうまくいきません。
0歳から5歳では「ダメ!」と言いすぎず、ある程度やりたいことをやらせるほうがいい。子の特性を知り、長所を伸ばしましょう。
6歳を過ぎるといよいよ小学校です。学習、運動について親御さんもその力を伸ばしてあげたいと思うことでしょう。
こどもにはその年齢によって成長する力があります。7歳の頃は運動する力が伸びますし、8歳の頃は勉強する力が伸びます。
赤ちゃんを生んだときの気持ちに戻って、0歳に戻ったつもりで、小学生のそれぞれの年齢で、生きるのに必要な力を伸ばしていきましょう。
この本では、子の特性について心理学で証明されている効果を例に、子どもに対する接し方を具体的な声がけを含めてまとめております。
ぜひ、読み進めてみてください。
内容説明
子どもと一緒に過ごす時間の中で、会話はとても重要。だから年齢とともにどのように声をかけたらいいのか、ママ・パパも理解して対応していくことが大切なのです。本をパラパラとめくり、ご自身が「こんなときどう言えばいいのか」と困っていることや「これは!」と目に留まったページから読んでみてください。すぐに実践できます。きっと子どもさんとあなたがよい関係を保ちながら、意思疎通がスムーズにできるようになるでしょう。
目次
第1章 日常生活で自律的な行動を促す一言(勉強してほしいとき ブーメラン効果―「『勉強しなさい』はあなたのため」は子どもの反抗心を刺激する;ずっと動画を見ているのをやめさせたいとき カリギュラ効果―させたくないことがあっても「~しちゃダメ」は避けて ほか)
第2章 子どもの知能と才能を伸ばす一言(柔軟な発想を身につけさせたいとき ひらめき力―賢い子が共通して持っている「ひらめき力」とは?;壁をやぶるアイデア力をはぐくませたいとき エウレカ効果―子どもの「わかった!」「できた!」がひらめき力を伸ばす ほか)
第3章 子どものやる気を伸ばす一言(ポジティブな話し方を身につけさせたいとき リフレーミング―物事の捉え方を変えてみる;子どもが自信を失っているとき 基本的自尊感情と社会的自尊感情―「自己肯定感を上げたい」と思う時点で子を低く判断している ほか)
第4章 子どもの心を安定させる親の態度(幸せな人生を歩いてほしいとき 感性によるクオリア―幸せな子は、幸せを感じる力が優れている;子どもに対してイライラしてしまうとき(1) ストレスコーピング―「なんとかなる」は平穏を取り戻すキーワード ほか)
著者等紹介
竹内エリカ[タケウチエリカ]
幼児教育者。一般財団法人日本キッズコーチング協会理事長。2児の母。お茶の水女子大学院人文科学研究科修士課程修了。20年にわたり大学機関にて子どもの発達心理や行動科学について研究し、延べ20,000人もの親子と関わる。育児関連商品・知育玩具などの監修をはじめ、発達支援では多動症・不登校の克服からギフテッドと呼ばれる子ども達のケアなど育児・教育の専門家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。