精神科医が教える親を憎むのをやめる方法

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精神科医が教える親を憎むのをやめる方法

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046061287
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0030

出版社内容情報

親が憎い。親のせいで人生が思ったようにならなかった。違う親のもとに生まれていれば――。
そうして、親を憎むのに疲れてしまった方へ。

本書では、医師が実際に診察室でおこなっている治療の最初のステップを書籍で再現する試みをしています。
治療においては、知識が助けになります。この本では、その知識を提供します。その知識は、親子問題で悩んでいる人はもちろん、治療者を目指す学生の方にも役立つ専門的、網羅的なものです。

具体的には、親子問題の背後にある「親自身の問題」を、医学的・社会的視点から概観します。
親の人物像を紐解く鍵はいくつもありますが、中でも大きなトピックとなるのは、「発達障害」です。
この概念が広く知られて以来、子供の発達障害や、自分自身の発達障害に悩む方向けの本はずいぶん多く出てきました。しかし、「親が発達障害だった場合、親子関係に何が起こるか」についてはまだまだ光が当たっていません。この本での解説を通し、「うちのことだ」という発見をされる読者が一定数いるだろうと思われます。
また、発達障害を抱える人のそばにいることで起こる「カサンドラ症候群」も重要ワードです。

これらの知識は、ある意味、癒やしにもなりえます。親を責めるのでもなく、自分を責めるのでもなく、「こういう現象が起こっていた」と客観的に捉え直すことができるからです。
それで親子問題がスパッと解決、とはいかずとも、「親像」が変わっていくことは大きな変化です。
同時に、「自己像」も変わるでしょう。「自分が悪かった」「ダメな子だった」とひたすら思い込んでいる方にこそ、客観的知識を提供したいと思います。(本書「はじめに」より)

内容説明

“毒親本”を読んでスッキリできなかった人も、知識と整理で心が軽くなる!冷たい態度や厳しすぎる言動…その理由は?親は発達障害かも?

目次

序章 親子間トラウマを乗り越える鍵―主観2.0とは
第1章 親子とは何か
第2章 なぜ親子に問題が起きるのか
第3章 親はどんな人間で、どんな問題があるのかを知る
第4章 どんな未来を選択するか
終章 より深い学びのために―診察室で起こる治療のプロセス

著者等紹介

益田裕介[マスダユウスケ]
早稲田メンタルクリニック院長。精神保健指定医、精神科専門医・指導医。防衛医大卒。防衛医大病院、自衛隊中央病院、自衛隊仙台病院(復職センター兼務)、埼玉県立精神神経医療センター、薫風会山田病院などを経て、早稲田メンタルクリニックを開業。精神科診療についてわかりやすく解説するYouTubeチャンネル「精神科医がこころの病気を解説するCh」運営、登録者数は本書刊行時点で35万人を超える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)

18
☘とても良かった。比較的知られていることが多く書かれているが、適切なポイントに置くことで論が進められている。☘親子が存在する社会学的な理由や、親にはどのような機能があるのかという生物学的な見地は時代と共に変化する。親子関係は白紙状態の脳やこころにどんな情報をインプットすることになるのか。インプットされないとどのような影響があるのか。☘人間も生き物なので知性・能力の差は出るし、それが格差を生む仕組みになっている。親や子に障害があるということがいかに苦しいことになるか。社会的な援助がないと密室空間で完結して2024/12/20

香菜子(かなこ・Kanako)

17
精神科医が教える 親を憎むのをやめる方法。益田 裕介先生の著書。親を憎む気持ちは親を憎む子供にしかきっとわからない。親を憎むのをやめる方法なんて考えもつかないほど追い込まれて親を憎むのだと思う。親を憎んでいるのなら無理に親を憎むのをやめる方法を身につける必要なんてない。自分の気持ちに正直に生きることだって大切なことだから。2024/05/01

アーサー

12
通読◆著者は精神科医。クリニックの院長◆対象読者は、親子関係に問題を感じている人と治療者を目指す人◆精神疾患という切り口で親を見ることで、親に対する認識をあらたにし、親を受け入れることを目指す。親との話し合いや対決を勧めるわけではない◆現実的な解決法だと思う。相手と接触する必要はない。疑問点もある。医師は直接診察していない人(ここでは患者の親)が精神疾患か否か判断ができるのだろうか?もしくは、患者の認識を変えることが目的であり、事実である必要はないのか?◆未来のために過去の解釈を変える。前向きではある。2023/03/02

きっちんきりん

9
精神科医界をしょってYouTubeをやっている益田先生の著書が読んでみたく借りたのですが、面白かった。 親子関係で、親が強大すぎる関係性はよくない。ほどよく対等な関係性がよい。親が教育方針で悩んだり迷ったりする弱さがかいま見える事で対等になる。というところが一番刺さりました。 人間として完璧でなくても、そのまま真面目に生きる背中を見せてれば、大丈夫なのね、と。 精神科の医療の発展はすごいなぁと驚くばかりですが、診療報酬制度のせいで患者さんに中々届かないなか、色々な取り組みをされていて本当に頭が下がります。2025/02/10

nakmas

8
過去に子どもだった人も含めて、 子どもにとっての親に対する思いや感情を整理する必要があるときには、 自分だけでできなければ、第三者への相談が必要になってくるだろうけど、 そのために全体的な話がわかりやすく載っている。 この後は個別の話になる。親子や家族は画一的なものでなく、個別なものだから。2025/04/27

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