出版社内容情報
2022年で第13弾となった新書『知らないと恥をかく世界の大問題』シリーズ。この新書のテーマ別ベストシリーズの刊行を開始。第2弾のテーマは「アメリカ」。
第2次世界大戦後、覇権国家として君臨してきたアメリカも変容しつつある。しかし、世界の今を把握するには、やはりアメリカを知ることが重要だ。中国との対立の激化、ウクライナ危機後のロシアとの新たな東西冷戦、中東におけるアメリカの影響力の低下など、様々な問題をとりあげていく。また2022年11月にはアメリカ中間選挙が行われる。選挙を受けてトランプの再登場はあるのか? アメリカの民主主義の原則を確認しつつ、アメリカの現状とその背景となる歴史、そもそもの成り立ちなどを「池上解説」でわかりやすく伝える。
内容説明
人気新書「知ら恥」ベストシリーズ第2弾のテーマは「アメリカ」。第2次世界大戦後、覇権国家として君臨した大国が揺らぐ!?中国、ロシアとの対立にどう向き合うのか?覇権国の現在地を池上彰が斬る!
目次
第1章 アメリカは奴隷制を前提に建国された国―実は“宗教国家”。国の成り立ちとその統治システム
第2章 戦後の覇権国が揺らぐ!?―深まる米中対立、ウクライナ侵攻・ロシアへの対応
第3章 2024年の大統領選挙でトランプ復活はあるか?―中間選挙の結果に注目。大統領選挙の長い道のりのスタート
第4章 現代アメリカの象徴。トランプの功罪―トランプを生み出したもの。トランプの政策が残したもの
第5章 アメリカが抱える問題点。「格差」「差別」「銃」―憲法が保障する銃保有の権利。東西冷戦終結が格差を拡大
第6章 日米関係の行方―アメリカの政権の方針に日本が振り回される
第7章 アメリカは過去の危機からどう復活したか―世界恐慌、リーマン・ショック。今後のリスク対策に生かすべきこと
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授、東京大学客員教授、愛知学院大学特任教授。立教大学、信州大学、日本大学、関西学院大学、順天堂大学でも講義を担当。慶應義塾大学卒業後、73年にNHK入局。94年から11年間、『週刊こどもニュース』のお父さん役として活躍。2005年に独立。いまさら聞けないニュースの基本と本質をズバリ解説(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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