出版社内容情報
なんとなく社会人になって、なんとなく働いていると、「なんとなくボンヤリした不安」に襲われます。
それは、学校ではおしえてくれないくせに、「大人なら当然知っておくべき」とされる「社会の仕組み・ルールを知らないこと」から発生しているのではないでしょうか。
これは、そんな煩雑な社会の「暗黙のルール」をまとめた1冊になります。
会社の不安やもらえるお金、選挙、納税、親の介護、保険、クレジットカード…などなど、大人にとって必須の知識を集め、わかりやすくイラストを使って解説します。
内容説明
“給与や労働環境のトラブル対応”“老後資金のためにできること”“失業後の手続きともらえるお金”“天引きされる税の意味と内訳”20代までに知っておきたいひとりだちの教科書。令和最新版。
目次
1章 労働のこと(労働問題のこと;労働とお金のこと;退職・転職のこと)
2章 社会保障と税とお金のこと(税金のこと;社会保障のこと;年金のこと;貯蓄・カードのこと)
3章 暮らしのこと(住まいのこと;選挙のこと;結婚・子育てのこと;介護
著者等紹介
泉美智子[イズミミチコ]
子どもの環境・経済教育研究室代表。元公立鳥取環境大学経営学部准教授。四国学院大学(子ども福祉学科)非常勤講師。全国各地で「女性のためのコーヒータイムの経済学」や「エシカル・キッズ・ラボ」「親子経済教室」など講演活動の傍らテレビ、ラジオ出演も。環境、経済絵本、児童書の執筆多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鮭
9
大人として生きていくのに必要な物を簡潔にまとめた一冊。成人(18歳)を想定しているが、その歳では実感が湧きにくいかと。親が読んでかいつまんで教えてあげた方がわかりやすいか。あるいは社会人になって数年経った方が理解しやすいと思う。内容は概ね同意できる箇所が多いが、「賃貸と物件購入」の項において賃貸が生涯支払い金額が多いとの指摘は疑問。家賃12万の地域で物件相場が3000万ということは少ないので、そもそも前提がおかしい。土地があれば物件購入、なければ賃貸が安価だろう。また土地が安い田舎なら物件購入の方が安い。2022/05/05
言いたい放題
1
2022年の本。日本はマネーリテラシーが低い。私の世代にもこういった教育を受ける機会を設けてほしかった。2024/07/29
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