出版社内容情報
運命の相手なんて、そのうち空から降ってくるはずだった。
いつか星のきれいな夜に散歩してると、突然、目の前にロケットが着陸して、その銀の扉が開くと「待たせちゃったね」とか言って、高身長で優しくて、スマートで、なにもかも百点の男の子が現れるみたいな感じで――完全に信じてた。
京都の大学に通うアカリには悩みがあった。周りの友達はどんどん恋人ができていくのに、私だけ恋愛のチャンスが来ない。
恋愛くらい、本気になればできるはず。メイクも頑張ってるし、服装ダサくない。一途だし良い彼女になる。
なのに、どうして私の順番は回ってこないの?
恋愛も公式があればいいのにな――
そんなアカリに話しかけてきたのは大学の先生「ベニコ」。
恋愛とは、さりげなく相手に近づいて、物欲しそうなめで見つめることではないわ。恋をするとは、相手に関わろうとすることでしかないのよ――と、言われてしまい……。
アカリは一大決心。ベニコに恋の仕方を教わることにする。
果たしてアカリは恋をすることができるのか?
「恋愛を学べる小説」第2弾! 恋は待っていてもつかめない。ベニコの授ける「恋愛認知学」は、恋愛テクニックを通じて人生にどう立ち向かっていくべきなのかを教えます。
内容説明
彼氏できない!長く続かない!なんで、私だけうまくいかないの?恋の引き寄せ方を科学的に解説する恋愛小説。
著者等紹介
浅田悠介[アサダユウスケ]
マジシャン&恋愛コラムニスト。19歳でマジックの最高峰「The JAPAN CUP 2010」で審査員特別賞受賞。自身の考案したトリックが米国の専門誌「MAGIC」に掲載される。日本催眠心理協会認定催眠心理療法士。歌舞伎町文学賞特別賞受賞。SNSフォロワー20万人(2021年11月現在)。心理学や生物学を駆使した独自のメソッド・恋愛認知学を研究。その研究に基づいた「読むだけでモテる恋愛小説」が女性向けWEBメディア「DRESS」で900万PVを記録し、書籍化、コミカライズなど、各方面で話題となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みらい
林原琢磨
ごま麦茶
ppp
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