出版社内容情報
今の社会に希望が持てない……。
そんなあなたに、大正・昭和・平成・令和と時代を超えたアドバイスで、デン爺があなたに活力を注入!
視聴者から寄せられるさまざまな悩みに、主に昭和の記憶を振り返りながらお答えします。
当時当たり前だったパワハラ、ブラック営業、偏見や差別、頑固オヤジの生態……過去を振り返れば、社会は確実に少しずつ成長しているのだ、いまの時代も悪くない……と勇気がわいてくる。
高度経済成長期の記憶に、北朝鮮引き揚げの思い出……さまざまなエピソードを通じ、貴重な記憶の継承と、現代そして未来への希望を捧げます。
内容説明
日本最高齢(!?)男性YouTuberによる昭和・平成の記憶と令和へのメッセージ。すさんだ時代に風を吹き込む!!現代の仕事や恋愛、家庭の悩みに爺が答える痛快エッセイ!
目次
第1章 昭和を駆け抜けたデン爺による、現代を楽しく生きることについての一考(物心ついた頃から携帯電話があり、スマホを持つのが当たり前、SNSをやって当たり前の生活です。確かにとても便利な世の中ですが、これがよいことなのか、ふと疑問に思うことがあります。デン爺はどう思いますか?(20代・男性)
誰でもなんでも投稿できるSNSですが、連日、「悪さ自慢」をする人が絶えません。また、匿名をいいことに悪口も言いたい放題です。SNSの利用が怖くなります。(40代・女性) ほか)
第2章 昭和のスーパーブラック労働を戦ったデン爺による、働くことについての一考(営業職をしていますが、コミュニケーションが苦手で、仕事が苦痛です。コツを教えてください。(40代・男性)
会社がブラックでしんどいです。入社して一年ほどですが、辞めたいです。しかしそのことを親に相談すると、「根性がない」と怒られます。(20代・女性) ほか)
第3章 北朝鮮に八年住んだデン爺による、日常の美しさについての一考(今の子どもは体を動かして遊ばないのでけしからん、と言われますが、どんな遊びがいいか、デン爺の子どもの頃の遊びを教えてください。(30代・女性)
最近、世の中が物騒で、不安になるニュースが日々絶えません。どうやって希望を持てばいいですか?(40代・男性))
第4章 デン爺による、家庭や恋愛についての一考(共働きの夫婦です。私のほうが収入は少なくとも、フルタイムで働いていますが、家事もすべて私がしています。夫に家事を手伝ってもらいたいのですが、夫はまったく協力しません。夫はこのまま、変わらないでしょうか?(30代・女性)
僕の仕事が忙しく、子どものことを妻に任せきりにしてしまっています。妻からは子どもたちのしつけに協力してほしいと言われますが、どう子どもと関わっていいか、正直わかりません。(40代・男性) ほか)
著者等紹介
デン爺[デンジイ]
1937年(昭和12年)、現在の北朝鮮に生まれる。8歳のときに日本に引き揚げる。大学卒業後、初任給は8000円の時代に就職。49歳で脱サラし起業。不動産業に従事する。現役引退後は、三元号にまたがる記憶を後世に伝えるべく日々YouTube投稿を頑張っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。