出版社内容情報
近い将来、医療は完成形に近づき、人生120年時代がやってくる。「病気で死なない時代」では、健康を維持できるかどうかで、人生の質が大きく変わってくる。まさに「生存格差時代」の到来である。私たちにできることは、人生後半戦の健康を維持し、寝たきりにならないように生活習慣を改善すること。健康ファイナンス的思考に基づいたすぐにできる具体的な処方箋を、医師・医学博士である著者が、医療の近未来予測とともにわかりやすく提案する。
内容説明
まもなく人生120年時代が到来!医療未来学で注目を浴びる著者が、誰にでもできる「超長寿時代」の健康ソリューションをわかりやすくガイド!
目次
序章 「病気で人が死なない」時代の到来(「人生120年」が現実になってくる;医療の進化が「不死時代」を呼び寄せる ほか)
1章 戦略その1 健康を「可視化」する―体という資本の状態をモニタリングする(「見える化」すれば、自分の体調がもっとよくわかる;健康診断を能動的に活用する ほか)
2章 戦略その2 臓器を「節約」する―酷使せずに長持ちさせる(臓器のムダ遣いをやめ、機能を長く維持させる;臓器の耐用年数は50年。経年劣化は避けられない ほか)
3章 戦略その3 健康に「投資」する―早めの取り組みで、後の健康を確保する(今から始める健康習慣が、老後への投資になる;「やせたい願望」は50代まで―還暦過ぎたら「予備力」を積み立てる ほか)
4章 戦略その4 上手に「消費」する―手にした健康を自分の人生に活かす(健康とは、自己実現のための“元手”;健康は“あの世”に持っていけない ほか)
著者等紹介
奥真也[オクシンヤ]
1962年、大阪府生まれ。医師、医学博士。経営学修士(MBA)。大阪府立北野高校を経て、東京大学医学部医学科卒。英レスター大学経営大学院修了。専門は、医療未来学、放射線医学、核医学、医療情報学。東京大学附属病院に入局後、フランス国立保健医学研究所に留学。東京大学医学部附属病院22世紀医療センター准教授等を経て、製薬会社、薬事コンサルティング会社、医療機器メーカーに勤務。現在、埼玉医科大学総合医療センター客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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