乃公出でずんば 渋沢栄一伝

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乃公出でずんば 渋沢栄一伝

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  • サイズ 46判/ページ数 432p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046048806
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一。

江戸末期から明治・大正・昭和へ――日本という国がまさに変わろうとした激動の時代を生き、
東京第一銀行(現・みずほ銀行)、東京証券取引所など、今に続くさまざまな企業の礎を築いた。

関わった企業・団体の数は500とも言われるが、
「日本資本主義の父」と称される渋沢の行動力の源は、
幼少期に身に付いた「俺がやらねば誰がやる」の気概にあった。
そして、儲けること・道徳心を持つことの大切さを生涯忘れなかった。

本書では、そんな奇跡のような人生を歩んだ渋沢栄一の生涯に、
白洲次郎、吉田茂、松下幸之助などさまざまな評伝を描いてきた作家・北康利が迫る。
そこには、これまで伝わってきた「日本資本主義の父」という言葉だけでは物足りない、
渋沢栄一のあまたの顔が浮かび上がってくる――。



内容説明

明治・日本に資本主義革命を起こし、近代国家へと一気に成長させた男の激動の生涯に作家・北康利が迫る。

目次

プロローグ 俺がやらねば誰がやる
第1章 両親から学んだ商いの道と慈愛の心
第2章 幕府瓦解
第3章 明治政府出仕
第4章 近代資本主義の父
第5章 国家は国民が支える
第6章 国際平和を希求して
第7章 人の生涯をして価値あらしむるはその晩年にあり

著者等紹介

北康利[キタヤストシ]
昭和35年12月24日愛知県名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞、講談社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

teddy11015544

7
いまをときめく渋沢栄一の評伝でございます。維新から大正年間は政治家や軍人の視点で描かれたものばかりを読んできましたが、銀行や企業がどのようにできてきたのか、そしてそれに渋沢栄一やそれをとりまく人々たちがどのようにかかわってきたのか、とても面白く読ませていただきました。日清戦争も日露戦争の時も、渋沢栄一が病気をしていた、というのはなかなか面白い事実ですね。2021/02/21

hideto

3
大河ドラマ「青天を衝け」の主人公渋沢栄一の恐らく一番新しい評伝。 なぜか今まで渋沢栄一の足跡を知らず、評伝も読んだことがなく、人となりもよくわからないままだったのですが、なんという波乱万丈の人生だったのかと再認識。農民→テロリスト→幕臣→官僚→実業家兼慈善家と歩んだ彼の劇的な人生を、非常にわかりやすく描いていた作品だと思います。 意外にも艶福家、自己顕示欲の強い人だったこともわかりましたが、死後数十年経って大河ドラマの主人公にまでなったことを、天国で喜んでいるんじゃないかな?と思ったりしました(笑)2021/04/11

ちきゅう

2
渋沢栄一の伝記なのだが、経済面からみた近現代史を読んでいるような内容であり、改めて渋沢栄一の功績が伺われるものであった。論語と算盤しかり、この人の生き方にはあこがれるものがあるし、今見直されるべき理由のある人だと感じた。2021/09/22

ヒロ

1
渋沢栄一の一生をテンポよく描かれてます。信念は環境と共に変化する。激動の時代を生きた人らしく時流を作れる人間の大きさに感嘆しました。2021/05/03

ゆうじ

0
記念すべき1000冊目の本2021/11/24

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