現実で勇者になれないぼくらは異世界の夢を見る

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現実で勇者になれないぼくらは異世界の夢を見る

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046048257
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0095

内容説明

あのアニメはなぜあんなに人気だったのか?毎月30万人が愛読中。大人気解説ブログ『物語る亀』の著者、全編書き下ろしの新世代評論。

目次

1 平成の幕開けと『エヴァンゲリオン』
2 2000年代のアニメ―現代までの変遷
3 オタクカルチャーがメインカルチャーに!―デジタル化の波
4 2010年代前半―日常の崩壊と異世界の到来
5 「ポスト・311」アニメ―戦争に代わる脅威
6 京都アニメーション放火殺人事件にI Scream.
7 アニメの未来と、ぼくたちにできること
8 特別企画 みんなで語る平成アニメ

著者等紹介

井中カエル[イナカカエル]
映画やアニメなどの物語感想ブログ『物語る亀』を運営するブロガー/ライター。アニメ映画を中心に様々な作品を独自の視点で論評している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

向山 彰彦

4
ある程度アニメの造詣のある人には、特に新しく深い知見はない。が、歴史の流れとしてざっと振り返るのによい。2020/10/03

HK

3
アニメ映画を中心とした感想ブログ「物語る亀」から平成アニメをとりあげた書籍化作品。この種の本はブログに加筆、再構成、書き下ろしなどして(無料のブログと比べて)より広くand/or深く語るのが常道だと思う。しかし、本作はほぼ書き下ろし新作と言って良い改定ぶりだが、むしろ情報量を大幅に減らして簡潔に平易になっていることに驚かされる。その結果(作者がアピールする通り)読みやすい反面内容が薄く感じるが、キャラクター対話形式を借りたナラティブな語り口と併せて、これはこれで不思議な魅力があり、読後感は意外と悪くない。2020/10/07

かるてぶらんしぇ

2
かつて「機動戦士ガンダム」で隆盛を誇ったサンライズ。サンライズ=ロボアニメのイメージが強いが、実は近年そのサンライズが記録した1番の大ヒットは「ラブライブ!」である。ロボアニメはコードギアス(2006)をピークに緩やかにアニメのメインストリームから消滅している。これは大きな物語(戦争)から小さな物語(アイドル)への世界観移行の象徴になっていると言える。Vtuberのような身近なスターの台頭も、アイドル推し文化の加速と考えると納得がいく。そういう言語化されていない流行を考察する本。面白い。2022/03/04

岩男

2
平成アニメを振り返る物語る亀という批評ブログの書籍化。アニメーションという大きな枠の話から各作品の果たした役割や解釈など興味深く読めた。ハルヒは偉大。2021/03/01

haruki 

1
わかりやすい本だった。  アニメが好きな人にも、これから好きになる人にも、 入門書として読める。2021/05/05

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