出版社内容情報
蒼井 ブルー[アオイ ブルー]
著・文・その他
内容説明
「元気がない人に元気を出せと言うのは酷な気もするので、思い出せと言うことにする。元気を思い出してください。そこには、だれがいましたか」―今日よりも明日、よくなっていきたい。いまよりももっと、前を向いていきたい。もしも自分で自分を励ますことができたなら、寄り添ってやれたなら、なにもかもがうまくいきそう。刺さるのに痛くない、世界でいちばんやさしい言葉たち。ベストセラーエッセイが待望の文庫化。
目次
1 黒(世の中の理;知っておきたいこと ほか)
2 青(願望;待つことの話 ほか)
3 白(好き;沸点の話 ほか)
4 光(おにぎり;女の生態 ほか)
えっち終わりの女が全裸で部屋をうろつくとき
著者等紹介
蒼井ブルー[アオイブルー]
大阪府生まれ。文筆家・写真家。2015年に初著書となるエッセイ『僕の隣で勝手に幸せになってください』(KADOKAWA)を刊行、ベストセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mae.dat
256
タイトル買い。爽やか恋愛ものかな〜と思ったら、裏表紙の説明にエッセイとある。蒼井さんはじめまして(ペコリ)。エッセイは知っている方のものが良いねと思いつつページを捲ると短文がいっぱい納められていました。あら、主にツイートを纏めたものだったのですね。基本的には柔らかく優しい言葉が多くて、癒される感じになるのかな。何も断定せず、何も答えていない様にも思えるけど。又は完全な主観だけを述べる。読み手の方が“良い様”に勝手に解釈して下さいねって作風が魅力なのね。セロトニンとかオキシトシンとか分泌していきたい。2025/06/21
そる
234
本屋さんでパラパラめくったら一目惚れした本。名言集のようだなと思ったらツイッター文との事、なのでいろんな人に刺さりやすいと思う。結構ありきたりというか、すごいことは言ってないのに、この方の人柄が伝わる文です。きっと優しい人だと思います。些細なことに気づいておもしろがったり喜んだりしていて、周りの人達も喜んでいる、のが分かる。あたたかい本でした。「素直な人はその分きっと傷つきやすくて損することもあるかと思うけど、僕はそんな人のことが大好きだし、まあなんというか、どうぞいつまでもそのままでいてください。」2023/10/09
のんちゃん
37
写真家蒼井ブルー氏が、Twitterに載せていたひとりごとをまとめた一冊。私が気に入ったのは、言葉じゃどうにもならないときの言葉がほしい。/お守りをくれる人の存在がお守り。/片思いが思うほど両思いは安定していない。/自分宛の手紙が届くうれしさだけは死ぬまで変わらないと思う。/話を聞いてくれる人がいるって幸せなことだな。等など。他にも長文で素敵なものもあったが字数の制限で割愛。また、小噺みたいに笑えるものもある。悲しい時、辛い時、しんどい時に読み返して、慰め、励まし、明日への期待を貰いたい一冊。2022/09/19
Kazuki
23
写真を仕事にしていて、日常の感覚を発信している物書き。実績は全然違いますが、共通点が多いこともあり、めちゃくちゃ好きでした! 「それ面白い!」とか「こんな感覚ってあるよね」みたいなことをメモするのは職業病なんですね。 発信する勇気をもらえました。 蒼井ブルーさんの〝感覚〟がめっちゃ気に入ったので、これは他の本も読みますね。 「人の人生に影響を与える独り言ってあるんですね。」 2022/01/23
まえぞう
16
著者の日々のつぶやきをまとめたもので、わざとらしいものやちょっとキモいものもありますが、それは無視して気に入ったものを覚えておけば良いと思います。2023/08/31