KITORA<br> 青春迷宮

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KITORA
青春迷宮

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  • サイズ B5判/ページ数 124p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784046045782
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0076

出版社内容情報

スカート 澤部渡さん共鳴!!
「あの頃のぼくらの頭上に広がっていた星座もまた、群像だったのでしょう」

歌人 伊波真人 × イラストレーター 丸紅 茜
短歌とイラストが呼応する、切なくどこか懐かしい両片想いの物語。

高校生活も最後の一年を残すこととなった暁彦と沙織。
教室でも、天文部でも、両片想いのふたりは互いの姿を目で追う。
駆け抜け、しかし彷徨い、ふいに切り取られる永遠の一瞬。
黒板とチョーク、夏雲と星座、堂々めぐりと本心、
誰もが胸に秘める高鳴りと痛みを呼び覚ます青春物語。

この恋を終わらせない限り、僕らの青春は何度でも繰り返す――。

著者等紹介

伊波真人[イナミマサト]
歌人。1984年、群馬県高崎市生まれ。大学在学中に短歌の創作を始める。2013年、「冬の星図」により第59回角川短歌賞を受賞。雑誌、新聞を中心に、短歌、エッセイ、コラムなどを寄稿。2017年に歌集『ナイトフライト』(書肆侃侃房)を上梓した。関心領域は、音楽、映画、漫画などのカルチャー全般。ポップスの作詞も行う

丸紅茜[マルベニアカネ]
漫画家、イラストレーター。沖縄県那覇市出身。2016年末より『筒井漫画涜本ふたたび』(筒井康隆原作/実業之日本社)の装画、「ぼく(Re‐Arranged by STUTS)」(DAOKO)のMVキャラクターデザインなどをはじめ、広告、CDジャケットなど多岐に亘るイラストを手掛ける。初の画集『ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK 丸紅茜』(翔泳社)を2019年に上梓した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なつ

36
甘酸っぱい恋心を切り取った短歌と、鮮やかな筆致で描かれる青春という名前の迷宮。高校生の暁彦と沙織の揺れる気持ちに胸が締めつけられます。2人の近いような遠いような距離感を天文の世界に見立てるなど非常にロマンチック。切なくも記憶に残る学生生活、時が過ぎても憧れるのはなぜだろう。この感情、エモいじゃ足りない!2021/02/01

鷺@みんさー

29
電子書籍。とにかく星空が美しい。令和のわたせせいぞうと呼びたくなるような、ポップでカラフルでエモいイラストがイイ。さてさて、私も恋の短歌でも詠んでみるかな。 【突き詰めて 壁際に君を 追い詰める 恋の理論は 唇の上】【押し返す その手のひらを 握りしめ 瞳に揺れる ぼくを見ている】ふふふ。2024/03/27

まぁみ

19
久しぶりの伊波さんの歌集♪丸紅さんの画集ともう相性バッチリ!文字のレイアウトの素晴らしさがまた楽しくて♪イラストの魅力と相まって、高校生の青春が、これでもかーっとパワフルに繰り広げられています。四季を感じられるのがまたイイ!青春時代を思い出しながら楽しみました(笑)。Kindleだけれど、紙も欲しくなっちゃったなぁ。/迷宮のようにひろがる青春をさまようなかに君がいたこと2023/06/02

ロア

14
蒼っぽくキラキラな青春天文短歌&イラスト。こんな高校生活を…送ってみたかったぜ!!と、きっと誰もが思うはず(*>ω<*)💫🌃💫🌙 画集としても楽しめます(●´ω`●)キレイ✨2020/11/17

雨巫女。

10
《私-図書館》イラストが素敵。春から冬までの学校生活が、楽しそう。2021/05/02

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