内容説明
「ラクにする工夫」を考えよう!それでもダメなら「ヤメる勇気」が役に立つ。「日本のムダ」に潰されないための、自分らしい生き方を伝授。米アップルのマネジャーとして生き抜いた著者の答え!
目次
1 なぜ日本企業は、人の時間を大切にしないのか?(なぜ日本企業は、人の時間を大切にしないのか?;裁量労働制を日本で定着させるには何が必要か? ほか)
2 転職をマジで検討しているあなたへ(自分の「幸せの価値観」が何に根ざしているのかを見極めよう!;幸福とは「現実-期待値」です ほか)
3 人生ハードモードの方が、むしろ生きてる証(情けない自分を直視することが、成長への第一歩です;人はもっと弱みを見せていい ほか)
4 「おっさん化」を遅らせる方法(おっさん化を遅らせる方法;それでも、「おっさんはキモい」という現実を受け入れよう ほか)
5 生きにくさを軽くするライフハック(僕らがスマホと引き換えに失ったもの;スマホから時間を取り戻すための10のヒント ほか)
著者等紹介
松井博[マツイヒロシ]
Brighture English Academy代表。米国にて大学卒業後、沖電気工業、アップルジャパンを経て、米国アップル本社に移籍。2009年に同社退職。カリフォルニア州にて保育園を開業。2015年、フィリピン・セブ島にてBrighture English Academyを創設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
117
まあまあ。著者の経験に基づく自己啓発書……というか、ビジネス調のエッセーといったところ。たまにウィットに富んだ表現語あったり、親近感のわくような表現があったりして読みやすいけれど、一冊の本として統一感がなく、結局何が言いたかったのかはよくわからなかなったし、なんのためにどした本なのかも不明瞭だった。よほど暇だったら読んでみるのもありかもしれない。悪い本ではないけど、別におすすめもできない。2020/05/14
kuro
11
米国アップル本社に勤務経験のある著者が、米国企業の社員が日本よりもイエスマンだったり社内政治が激しかったと言っていて、イメージと違ってびっくり。漠然とフリーランスには憧れがあるが、向き不向きがあることが腑に落ちた。期待より面白かったし、著者の素直な語り口に好感を持った。働きすぎてうつになった体験も語られていたりして、人の人生を覗き見した感じ。2020/05/13
りょう
9
ほーんとに同感!長時間労働が常態化してる会社から、さっさと逃げ出さなきゃ!2020/04/05
ふらん
7
ちきりんの「自分の時間を取り戻そう」と似てる部分も多かったが著者の人生観も持論も面白くてちょこちょこ共感。特に「おっさんはキモい」という現実を受け入れるなんて身も蓋もない話は良かった。あとスマホのやりすぎ防止のためにスクリーンタイムが推奨されてたので自分も使用時間を可視化するために活用。お陰でだいぶスマホ使用時間減りましたが、逆にパソコンの使用時間が増えたようなw他にも色々と参考にしていきたいです。2020/05/11
なーちゃま
7
N=1の自己啓発本の中でもかなり面白くて読み応えのあるものだと思う。成功をただ羅列するだけじゃなくて、その裏に潜むデメリットも同時に提示していて読みやすかった。特に『ノマドがスタバでカッコつけてる』のところ。あれは人に飢えて出てきただけなので大目に見てやってくださいはなかなかウケた。笑 2020/04/24