本の「使い方」―1万冊を血肉にした方法

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本の「使い方」―1万冊を血肉にした方法

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046043795
  • NDC分類 019
  • Cコード C0030

出版社内容情報

本を読むときは、1行たりとも読み飛ばしてはいけない

内容説明

「本を活かせる人」の習慣。やさしく、深く解説します。還暦ベンチャー(ライフネット生命)、古希学長(立命館アジア太平洋大学(APU))にして、稀代の読書家が、本を読むことの楽しさ、本の選び方、読み方、付き合い方、本を活かせる人の習慣を解説します。

目次

第1章 本とは「何か」―教養について考える(「教養」と「教育」の違い;教養を得るための効率的なツール ほか)
第2章 本を「選ぶ」―「おもしろそうな本」という鉄則(未知の分野の勉強のしかた;どうして古典が難しく感じるか ほか)
第3章 本と「向き合う」―1行たりとも読み飛ばさない(読書の作法;本は、人 ほか)
第4章 本を「使う」―著者に左右される人、されない人(数字・ファクト(事実)・ロジック(論理)
本に即効性を求めない ほか)
第5章 本を「愛する」―自分の滋養、他者への架け橋(本との出会い;小学生時代 ほか)

著者等紹介

出口治明[デグチハルアキ]
APU(立命館アジア太平洋大学)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部を卒業後、1972年、日本生命保険相互会社入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て同社を退職。2006年にネットライフ企画株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。ライフネット生命を2008年4月に開業し、2012年に東証マザーズ上場。2018年1月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

112
この方の本の読み方は私とは反対なのですが非常に反面教師ということで役に立っています。メモは取らない、平行読書はしない、同じ分野の本を数冊用意して難しい本から読み始めるなど、たしかにいいとは思います。私のような好奇心旺盛というかやすきに走る人間にとっては勉強になることばかりです。やはり大学の学長をされているのは伊達ではないのですね。私の未読の本をかなり紹介されていて参考になりました。2019/11/15

マエダ

50
出口さんの本を読むと読みたい本が増える。2020/02/04

さばずし2487398

37
「本と向き合う時には正座する気持ちで」「人、本、旅」の三智など、著者の姿勢は覚えておきたい事が多かった。特に過去読んできたものを紹介する本の数とジャンルは圧巻。自分も曲力偏る事なく触れていきたいものだ。前半での教養と教育の違い。教育は生きる武器、教養は知識✖️思考。そこまで得た後どう振る舞うかがその人の人生と魂の在り方を見せる。教養まで中々行き当たらない日本の風潮をとても危惧する。2024/08/01

兵士O

32
NHKの百分de名著で「貞観政要」を紹介された出口さん。変に人間を飾ったり、一つの抽象的な法則で説いたりしていない所に共感を覚えていました。この中でも「人間はみなチョボチョボ」と自分の人間観を説明していますが、この平易な表現が好きです。一番印象に残ったのが、古典を読むのに何で順を追って読むのがいいのか、という問いに対して、それだからこそ著者の思考パターンを追えるからだ、と説いている点です。また、多くの本が出てきますが、みな、出口さん独特の要点を押えた紹介で、自分の血肉になっていることが分かります。凄いっ!2021/08/11

Yuma Usui

30
1万冊を超える読書を行なった著者の読書の仕方について解説した一冊。生きるために最低限必要な武器を与える「教育」と、より良い生活を生きるための思考材料を身につける「教養」の違いから、良い教養を得られる本や読書の仕方について教えてくれる。紹介された書籍のうち『韓非子』『ハドリアヌス帝の回想』『二コマコス倫理学』『橋をかける』が気になったため読んでみたい。2020/06/17

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