出版社内容情報
なぜビジネスパーソンがアートを学ぶのか?
その理由は、ITが急発展したり、AIなどの技術イノベーションが起きる現在のビジネス環境では、
数字やロジックによる「正解を導く」手法は使えないからだ。
そこではロジックより「答えを創造する力=アートの完成」が必要になる。しかし、アートをどう学べば良いのだろうか?
そこで本書はアートを経済、歴史、思想、社会、テクノロジー、といった切り口から解説することで、「アートの見方」「感性を言語化する」「歴史背景」「マーケット価値」などが理解できるように構成。
もちろん「技法」などの解説もあり、アートをより深く楽しむこともできる、基本書となる1冊
内容説明
経済、歴史、思想、テクノロジー、技法でアートがもっとわかる!読むだけで身につく44の基本。
目次
パート1 アート×経済(査定と値づけの謎―アートの価値はどう決まる?;宮廷に寵愛されたアーティスト―ラス・メニーナス ほか)
パート2 アート×歴史(エーゲ海周辺で育まれた西洋美術の原点;彫像でわかる古代ローマの繁栄 ほか)
パート3 アート×思想(人はなぜ、死を恐れるのか?―死者の書;ヴィーナス像が教えてくれる古代の美意識 ほか)
パート4 アート×テクノロジー(芸術家の誕生に深く関わる油彩画の発明;印刷技術がもたらした「複製」という概念 ほか)
パート5 アート×技法(鑑賞前の基礎知識―アート作品の分類を知る;作品をもっと楽しめる―アートにおける代表的な技法 ほか)
著者等紹介
岡田温司[オカダアツシ]
京都大学名誉教授、京都精華大学特任教授。1954年広島県生まれ。1978年京都大学文学部卒業、1985年同大学大学院博士課程修了。京都大学大学院人間・環境学研究科教授を経て、現在にいたる。西洋美術史・思想学専攻。『モランディとその時代』(人文書院)で吉田秀和賞を受賞、『フロイトのイタリア』(平凡社)で読売文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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